アパレル業界も、売れ残りが当然ある。
売れ残り商品は、どこに流れていくのだろうか?
まず大量にさばけるルートが、東南アジア
への輸出である。
国内で売れ残った商品が、インドネシア、
ベトナム、タイなど、人口の多い国へ
輸出されているのだ。
ただし、このルートで売れるのは「夏物」
だけ。冬のない国々だけに、冬物は売れない。
おなじ夏物でも合成繊維は敬遠され、
麻・綿製品のほうがよく売れる。
一方、国内にも、いろいろな流通ルートが
ある。アウトレット、社員向けの販売会、
正月の福袋になる物もあれば、
もちろん通常のバーゲン商品になる
ものもある。
そして、最後の手段は、焼却である。
下手に在庫を長々とかかえていると、
税務署に「資産」と認定されて税金が
かかってくる。
焼いてしまったほうが、損害が少なくなる
場合もあるのだ。