ベテランの看護婦さんは、
・手術の時、男性の陰毛を平気で剃れる
・血を見ても、なんとも思わない
・患者の求愛を軽く受け流せる(入院中の男は、看護婦さんが
やたら綺麗に見える)
・医者より注射がうまい
ものだが、もうひとつ、患者の死期がわかる、という特技をもって
いる。
医師は患者の病状を診察して、「あと一ヶ月もてばいいほう」
などというが、看護婦が患者の死期を予知するのは、別な
理由による。
その理由とは、いわゆる死臭。
生きているのに死臭とは妙な話だが、ベテランの看護婦になると
「この患者さん、明日か明後日には死ぬな」ということが
患者の体から発する臭いでわかるのだという
その臭いは「甘くすえたような臭い」だとか。
医師の判断よりずっと当たるというから、恐ろしい。