現在のパチンコ台は、台内部にあるコンピューターで
完全に制御されているといっても過言ではない。
だからパチンコ店がパチンコ台に不正な電子部品を
取り付けて、パチンコ店の経営者や店長などが遠隔操作で
大当たりが出やすくしたり、逆にまったく出なくするなど、
出玉率を操作することは可能である。
具体的には、事務所内のパソコンとパチンコ台を直接
つなぎ、有線または無線により、信号を送り、
パチンコ台の出玉を操作するというものだ。
しかし、いうまでもなく、これは風営法違反となる
立派な犯罪である。
実際に、こうしたシステムを導入し、出玉の遠隔操作を
実施しているパチンコ店は、少なからず存在しているようだ。
ときどき、遠隔操作をしていることが発覚し、
摘発される店がある。
ただし、遠隔操作を実施する店側の心理としては、
玉を出なくするのではなく、客寄せのため、
出したいときに思い通り出せるようにする事を目的に
設置するケースが多いようだ。
しかし、こうした目的があっても、
法律違反であることは変わりはない。
民明書房刊
「日本風俗営業奇譚」より