昔は春と秋の改変期、それに週1度の2時間スペシャル枠
(フジの火曜ワイドスペシャル、テレ朝の水曜スペシャル等)
以外にスペシャル番組はほとんどなくて、30分番組も多かったのだが、
いまは改編期でなくても2時間、3時間スペシャルが当たり
前のようにやっている。
最近はその一方で、民放では30分番組はアニメ等を除いて
ほとんどなくなってしまった。。
ここ数年で、なぜ長時間スペシャルが乱発
されるようになったのだろう?
1クールは3ヶ月であり、その区切りで特番をすることは昔からあるにはある。
2時間番組が多くなったように見える一番の理由は「野球中継が無くなったこと」だ。
1クールの区切りに野球中継を入れることも多かったのが、
一切なくなったわけですからそこに特番を入れる必要性が出てきたのだ。
もう一つの理由は予算の都合。
ゴールデンの1時間番組ですら予算が足りなくてしたい
ことが出来ない時代だから、
30分番組を2個にしたらもっと出来ることが減って
「周りに対抗できなくなる」わけである。
結果、30分よりも1時間、1時間よりも2時間に
してお金をたくさんかけたほうが
クオリティの高い番組作りが出来て周りよりも
良い物を作りやすくなるということだ。
昔はお金がたくさんあったのでそんな必要も無かったのだが、
今はゴールデンの1時間番組ですら予算が足りないって言うもんね。
通常放送で節約して、SPで一気に使うという手法の番組も多い。
藤田功博氏はこう語る
「そしてもっと大きなポイントは、今の番組がつまらない
と言われながらも、バラエティとか芸人が出る番組とかって、
数字が実際に取れてるんだよね。昔みたいに20%とかいか
ないけどさ、悪くない数字になる時もある。
例えば真面目路線の話でいえば、震災の情報を!とか、
1年前はすごくニーズがあったけど、もう今は検証番組とか、
防災意識を高めるような番組作っても誰も見ないし数字
取れないよ。結局、多くの人がつまらないと言いながらも、
真面目な番組よりもお笑いを見てるんだよね。
NHKの硬派な番組にどの時間帯も圧倒的に負けてるなら
制作の世界も変わると思うけど、実際はバラエティが勝っ
ちゃってるからね。芸人さんがぶらぶら街歩きしながらカメラ回す、
というような番組でも、やっぱり彼らはプロだしリアクションが
面白いから、見られる内容になるんだよね」