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技術的じゃないビジネス寄りの内容はこっちのブログに書いてます。内輪ネタ多し。

2,3週間前くらいから、この件でブログ書こうと思って放置してた。ただなんとなくぼーっと思ってるんだけど、いろんなことって言い争ってるほうが健全だよね。

たとえば小さな例だと、チームで何か方針を決めるとする。

みんなで決める時って、全員が全員「そうしよう!」みたいな完全一致する時って、実は結構危険な時が多いと思う。重要な決め事ほどそうで、大事な視点が抜け落ちてたり、そもそも思考停止してたり。

合意形成っていうのは結局のところ誰かに折れてもらうことってちきりんの中の人が言ってたけど、なにか決めるときに「俺はそれ違うと思う」っていう意見がちゃんと出てるチームかどうか、すごく気をつけたほうがいいと思うんだ。


もちろん、反対意見がでるとそこで余分に議論に時間がかかるんだけど、それでも反対意見をぶつけることで、お互いの考えがよりクリアになったり、いま決まろうとしている案の脆弱な部分がわかってそこを補強する案が生まれたりするでしょ。

そして、合意形成が終わったあとも、もし自分の意見が通らなかった場合、ちょっとの間はその通らなかった意見の視点でチェックすることも大事だと思う。



決まったからにはその方向に向かって全力でやるぜ!っていうのも大事かもしれないんだけど、チームの場合いろんな考えを持っている人が「チームとしてはこう決まったから従う、でも俺はこう思う派だからね!」というスタンスを明確にしていると、すごく良いと思うんだ。

大きな話だと社会問題とかもいっしょで、増税するしない?とか、両方の意見をバトらせるから、議論深まるよね。



なんかこうかくとものすっごく当たり前すぎるんだけど、いざ目の前で意見がバトっちゃうケースを目の当たりにすると、ついつい議論を収束させることだったり、波風が立たないように無難な中間案を提示したりしちゃいがち。

とくに、多くの日本人はディベート慣れしてないので、変に熱が入ったり、言葉の端々にへんな感情がでたり、あるいは変に深読みしちゃったりして、スマートな意見のぶつけ方にならない場合も多々ある。それでも言い争ってることにあまりブレーキを立てないほうがいいと思うんだ。

信頼出来るチームなら、多少人格攻撃しちゃって険悪な感じになっても飲みに行けばいいじゃないですか。そういうの日本的でいいよね。

と、シンガポールに旅行に行って戻ってきて思うのでした。
そもそもの始まり

そもそもの始まりは、人事の◯ざまさ氏がニヤニヤしながら、「かわばっさん!関西の優秀な学生が大阪のサービス開発の現場でバイトしてみたいって言ってるんですが、受け入れ行けたりします??」と内定者アルバイト制度の話をちらつかせてきまして。

ちょうど忙しくて猫の手も借りたかったので、「週5で死ぬほど残業させても大丈夫?」みたいなことをオブラートに包んで聞いてみたところ、「さすがに学業に響くんでダメっす」と真っ当な答えが帰ってきてしまいました。

それで週1~3程度で来てもらいながら、「実際の現場を体験する」という名の初日からいきなり仕事をふるという過酷なスピード感を体験してもらうバイトが始まったのです。いきなりCSSのリファクタリングとか、いきなりネイティブアプリの画像処理部分とか。

どんどん受け入れた結果、エンジニア&デベロッパー3人、プランナー1人、デザイナー1人という5人体制になり、「あれ?プロジェクト作れるんじゃね?」とおもったのです。

一人に当ててみたところ、「ちょうどそういう話を皆でしてたんです!」ということで、なにかやろうぜって話になりました。

お金の話

もちろん、通常業務はこなしてもらわなければいけないので原則は片手間でした。お給料をもらって仕事をしている以上、与えられた仕事はこなしながらやで~ということです。

余談ですがプランナーには、例えば起業してエンジニアを雇う時のコスト感とかの話をしたりするのですが、一般的にはあんまり正式に教えて貰う機会はないんじゃないでしょうか。

だいたい、正社員エンジニアの平均給与を30万円前後として、福利厚生や非製造部門のひとたちのコスト、土地代などの固定費を人数割りで乗っけると、小さな企業で55万円くらいなんだよって話を僕は前職で聞かされました。1人日27500円×20営業日ね。

ところが大企業だと、1人の社員に乗っかる共通費みたいなものがでかいので、おそらく1人雇うと数百万円/月かかるんじゃね?みたいなことを考えています。入社したとき何気なく渡された最新のMacBook Proとでかいモニターも、Adobe CSのライセンス料もちゃんと帳簿に計上されてるんですよね。


学生がインターン系イベントでアプリ作りを体験しているのと違い、正式に対価を頂いてなんらかの成果を出すというプロフェッショナルになるので、コスト感覚は徐々に身につけましょうみたいな話をしてみました。

その上で将来ある若者だし、CAの内定者で来年の入社時から活躍して欲しいからと、勉強の一環でその時間だったり会社の共用リソースだったりは提供していくよというスタンスなのです。

企画だし

それでまぁしばらく案を出すんですが「どんな企画だったら通りますか?」みたいな感じになってしまったので、「マジレスすると、今の感じだとうちの会社の企画審査は100%受からない、足切りどころか、、」と真実を伝えてみました。

学生向けイベントでやるアイデアコンペと違い、もし会社の正規ルートで企画を通す(=ジギョつくとかに出す)なら「事業」になるかどうかが問われるので、君たちの人件費他各種リソースをうん千万円と投資する価値が有るかの審査だから今のレベルじゃまず無理だよねといいました。

それでも、自分たちでやってみて、面白いもんが出来上がったら、動いてるそのアプリ現物から会社に認めてもらったりもできるんじゃない?しらんけど。みたいな話をしました。

本来マネージャという立場上おかしな説明なのですが、誰もが会社の企画に何らかの形で携われるうちの会社は、その分切磋琢磨しすぎてしまっており、素人が企画書のおもしろさで既存社員からも随時上がってくる企画に勝負を挑むのはちょっと無謀な気がして、それだったら学生なんだし有志で作っちゃえよ~流行ったら社長にプレゼンしようぜ!みたいな感じでけしかけてみたのです。

つづく
大阪に来てくれてる内定者バイトの子たちが、内定者の手だけでアプリ作ってる。毎回メンターとして同席してるんだけどすごく面白いし成長する姿を見てワクワクしてる。

ちなみに今日はデザインの子にいろんな話をした。

彼は独学でWebとかアプリのデザインをやってきたので、僕の知っている本職のデザイナーと比べると、基礎ができてない気がした。

あ、基礎って言っても大きく2つあって
(ちなみに問題解決を含む広義のデザインではなく狭義のデザインです)

・美術系で習うようなデッサンとか、空間の理論?てきなものとかタイポグラフィとか(基礎デザイン力)みたいなやつがひとつ
・Photoshopとかイラレの使い方とかのデジタルワークフローがもうひとつ。

後者は割といけるんだけど、前者が足りてない気がして、ノンデザイナーの本をこないだおすすめしました。(あれ、ちゃんと貸したっけな・・)
ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]/毎日コミュニケーションズ
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とりあえず今日はこの本で紹介されてるような、フォントのサイズの話や、グリッドに揃える話を中心にしてみました。あとはちょっと前に流行った皮のダイアリー風のモチーフをアプリに取り組もうとしてたので、たとえば皮のステッチとかは点線にドロップシャドウじゃなくてもっと書き込もうぜみたいな話はしました。

http://graphicdesign.stackexchange.com/









それ以前でもプランナーもいるので結構面白くって

「何回打ち合わせてもみんなの『おもしろい』の感じ方が違って意見がまとまらないんです」

という話が何人かから上がって来ました。

プランナーは文系、でも多数決になると理系エンジニアの文化が勝ってしまう、、、

「多数の意見を無視すべきか」
「企画はプランナーだけで決めるのか」


みたいな部分で本人だけじゃなく皆悩んでました。まぁ僕が「好きにやってみ」ってほっぽった結果でもあるんですが、そういう壁にぶつかった後のほうが理解が早いと思うんですよね。



ちなみに上のケースでは2つの解を用意してみました。

「ペルソナやユーザシナリオを作ってみよう」

→「私が」おもしろいと思う ではなく 「このサービスの想定ユーザ例の山田さんが」面白いかどうかを判断軸にすれば、少しはましになるよね。
→やってみた結果、頭ではわかるもののまだファシリテーション能力も、ペルソナ作成能力も高くないので、解決はしませんでした。
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「最後はプランナーが責任持って決めろ。エンジニアはまず完成させろ」

多数決に流されるプランナーというのは、得てして声の大きいユーザに流されがちになります。周囲のエンジニアやユーザーの意見を「聞く」ことと「言われたとおりにする」ことは全く違います。

多くの場合プランナーがプロダクトの方向性を決める意思決定者になるので、そこは失敗するリスクを覚悟の上自分の信念を貫き通さなければいけません。いろんな人の意見をぶつけてもらいながら、成功の確信がなくとも決めないといけないのです。デシジョンですよ。

もう一つは、とはいえ経験の浅いメンバーなので、少し遠回りですがモノを実際に手にとってみながらじゃないと脳内で描けないわけですよ。なので、どんなにイマイチでもいいからまずは作りきろう。ということをアドバイスしてみました。3回くらいは全部捨てて作り直す覚悟でまずは作っちゃおうぜ!と。

書いてたら楽しくなってきた。内定者バイト観察日記書こうかな(Facebookつながってるけど)イヒヒ




この1ヶ月、新しい部署(ゲーム)に異動し自分の役割もやや変わり、新しいチームと進んできたのですが、進めていたプロジェクトから別のプロジェクトへ変更となりました。


システムのアーキテクチャ自体は同じなので書いたコードが無駄になることはないのですが、メンバーによってはこの年明けから短期間に何度もプロジェクトを最後までやりきれずに次のプロジェクトをアサイン変更されている人もいて、モチベーションが維持できなくなるのでは、、と結構真剣に焦ってました。


もちろん自分自身も、なれない分野で非常に挑戦しがいのあるミッションをもらって、周囲にもこれに掛けてやるぞ!とさんざんチームを鼓舞してきた手前、やっぱやめましたって言いにくい恥ずかしさや申し訳なさでちょっとどうしていいか分からずにいました。





うちの社風としては、決断の速さが尋常じゃなく「すでに決めたから」という理由でだらだらと続けるようなことがないぶん、経営の観点から見れば良い判断だと思うのと、個人的には朝令暮改のような変化の激しい組織が好きなのでいいのです。


でもそれをメンバーを引っ張っていく立場になった時に、なんかすごくバツが悪い気がして。
1度ならまだしも、何人かは「前回のプロジェクトは最後まで走りきれなかったけど、次こそは骨埋めてもらうからね!」みたいなちょっと煽り気味の話を一人ひとりした矢先だったんですよ。


頑張ってやりきって結果出せずに~というのはまだしも、勝負をかけにいけない、会社の進んでいく目標に対してなかなか一緒に走れないといった不安やストレスがすごくあったことと思います。次がはじまってもまた途中で変更になるんじゃないか。疑心暗鬼になることもあるとおもいます。








って、そんなメンバーに対してどう接していいか、どうしようどうしようって悩んでたんですが、

結局昨日チームのみんなに現在の開発をストップして別のプロジェクトに移ることを発表しました。キックオフからわずか2、3週間。もうね、会社飛び出して行っちゃう人いたらどうしようと思ってたのですが、

今日いちにち、昨日までと変わらず高いモチベーションで(システム構造がおんなじだから作業内容や不足スキルの学習内容は実はそんなに変化なくって)いいペースで仕事してくれてました。

(内心、色いろ思うことはあるかもしれません、そんな時は飲み担当のK林さんに八つ当たりしてください)




新しいプロジェクトメンバーが週明けに編成されるらしいのですが、少なくともこの開発体制なら、本当にお互いを信頼してやり遂げてくれると思い、とても安心しました。





# いろんな方面に気を配ると言葉を選びすぎて書けなくなってきたけど、
# 社長がブログ書くといいよって言ってるので書くことにしました。
# たしかに、客観的に見ることができますねグッド!
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Facebookで、誕生祝いをおねだりする独り言をつぶやいたら、なんと実現しました

早速帰りの新幹線で一気に読んでみたのですが、僕のような社歴が浅い(1年半未満)社員にとってはサイバーエージェントの歴史を共有する本でありました。

のっけから連続するのは、起業家としての苦悩。

株主からの圧力や、同業他社の動向に一喜一憂したり。創業当時の悔しさを綴った文は以前拝見しましたが、その後も周りからのたくさんの声や動きに惑わされず(惑わされることもあっても最終的には)「自分たちで作る」を貫いたこと、自らが最前線に立つ決断をしたことなど、きっと文章の裏にはもっと血の滲むような苦悩があったことと思います。


起業家というのは、きっと孤独です。毎日が意思決定の連続なのに、正しいかどうかわからない。何も知らないような人からお前の決定は間違ってると騒がれる。

心がポキポキ折れてもそれでも貫き通せる意志の力、それこそが起業家なんじゃないかなと思いました。



正直社長とか全然知らんかったし、配属された最初の机が社長室から徒歩10歩くらいの所で、ふらっと現れたその人を社長だと認識できたのは半日あとでした。

「川畑です、よろしくお願いします。」
「ああ、ども、~~です。」
(え、聞き取れない、なにこのひとダボダボのジーパン履いてふらふらして、、渋谷のIT企業はさすが自由だな)

そんな社長や、サイバーエージェントの会社がなぜこうなってるかをほんの数時間で垣間見ることができます。



■外から来たエンジニア出身者から見たCAの社風について

サイバーエージェントの人事制度がすごく日本的で、僕は海外のIT企業に憧れて、もっと契約が主体となるようなプロフェッショナルで人材の流動性の高いような世界を志向している部分がありました。

それでもこの会社に入って、なんて日本的なんだろう。と。新卒一括採用だし、即戦力よりも社内育成だし、多少失敗してもクビ切らないし、駄目じゃん。とおもってました。

でもこの本を読んでそのルーツがわかりました。日本的経営を志向して、ジョブ型ではなくメンバーシップ型でいく、ただし年功序列は廃止し実力主義にする。その考えはうすうす感じてはいましたがハッキリと本で示されたのは自分にとっては良かったです。

参考:ジョブ型とメンバーシップ型
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-3845.html

なので、特に、技術力を提供し対価を得るんでしょ?みたいな僕と同じような考えのエンジニアの方に特に読んで貰いたいと思いました。そういう社会もあるんだけど、やっぱりこの会社は長期的な人材育成を主軸にしてるんだなって。

悩むこともありました。経験の浅い若い子にポストが与えられ、周囲の方が経験豊富っていう状況でどう振る舞うべきか。


些細な事かもしれないけど、社歴の浅い中途の技術・デザイン職にこそぜひ読んで貰いたいと思った本でした。
社内文化の裏にある、歴史を共有すること。とても大切だと思いました。





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