『君たちはどう生きるか』、昨日、夫と観てきました。面白かった〜!




たった2時間の映画鑑賞の、前と後で、こんなに気分がガラリと入れ替わるなんて。




まるで、どこかの田舎町のお屋敷に滞在していたような、海や森に小旅行してきたような気分になりました。




それくらい、宮崎駿さんの描く世界は、一コマ一コマ、リアルに、大切に表現されていました。




古いお屋敷の、手入れの行き届いた部屋は、どの部屋も、本当にそこにいるような空気感まで感じられます。




日差しの差し込む窓や、その時間帯にしか見られない空の色など、全てが懐かしく、私がこの目で見たかのような錯覚に陥りました。




そして、これまでの世界が、終わる。新しい世界が始まる。




懐かしい人たちとあの世では一緒で、計画のもと、生まれてくる。




悪意に満ちたものが、終わっていく。




自分のうしろめたい本音を見つめて許して、愛に変えていく。




などなど、私には嬉しいメッセージがたくさんつまった、素晴らしいアニメーションでした!




でも、よくわからない所が本当にたくさんあり、解説動画を観て、なるほど〜と理解できたり。




日本神話から読み解くと、こうなるのか。






エンドゥさんのマッドフラッド説、確かに。半分埋まっているような…。




アニメーションって、ひとコマひとコマを描く、というところが、先日聞いたブンジュ村の村長さんの、全ての瞬間を大切に味わう、というお話に繋がっていると、気づきました。




水のしずくが滴るところや、

歩く右足が大地を蹴って着地するまでや、

どんな気持ちで手を振っているのか、




それを描くのは、途方もなくて大変だと思う反面、人間として素晴らしい視点を持てるに違いない、とアニメーション制作を学んでいる娘を、応援しています。




この一番最後の作品↓




↑受賞しようが、夫はみっちゃんを、少しも褒めてくれません。まだ、怒っています。(医学部不合格で、自分の選んだ映像学部に入った事を。)




そうそう、夫は映画鑑賞後「疲れたな〜」「ごめん、感動を共有してあげられなくて…」と言っていました。感想は本当に、人それぞれです。




でも今回、夫の方から、観ようと誘ってくれたのでした。




また、この前、阪神百貨店のモロゾフの喫茶店に、並ぼう、とも、夫が言い出して、私は渋々、並んで、約1時間。




やっと座れて、お腹は満たされていたし喉が乾いていたから、「私はアイスティー」と言ったら、「え゛〜〜〜」と、がーっかりされました。確かに。せっかくモロゾフに1時間も並んだのに。大人気なかった、ごめんごめん。




パフェを、頼みました。




!!!!!




なにこれっ?パフェって、こんなに、美味しかったっけ??うま〜い!!!




感動ものでした。




夫よ、ありがとう。いつもいつも、思いがけず、素晴らしい感動を提供してくれて。




夫に何か恩返しできますように。




みっちゃんと夫が仲直りできますように。