私の住む地域は、商業の中心地で、車の交通量が非常に多いのです。




空気中に排気ガスが充満し、いつの間にか呼吸が浅くなってしまっている状況です。




植物は、街の景観の為に、比較的多く植栽されていますが、空気を浄化してくれるには程遠い状況です。




せめて、良い香りの植物が、芳香を放ってくれたら、深呼吸できると思うのですが、今のところ、楠の花が香る5月、クチナシの花咲く6月、冬の山茶花の咲く頃、位しか、深呼吸したくなるときがありません。




そのような芳香植物が一年中香る、目にも美しい、オアシスのような街を、夢見ています。




そこでまずは、そのような植物を私が育て、勤務先である店に置くことにより、店を、都会のオアシス化の始発点としたいと考えました。




その始発点となる、店のオアシス化、としては、芳香植物を置き、深呼吸したくなる空間作りにとどまらず、訪れる方々が心からリラックスできる工夫を凝らしたいです。




昨今、心に不安を抱えた人も多くいらっしゃると感じています。そのような方々に、抗うつ作用があると研究結果が出た、お茶(抹茶、煎茶)をお出ししたいのです。




その際に使用する水については、浄水器を取り付ける必要があります。今は、何かと問題の多い水道水を、そのまま湯沸かし器で沸かしているので。




一人暮らしの高齢の方々は、来店されるとよく話されます。「今日はじめて、しゃべった」と言われる方も少なくありません。




また、実は抗うつ剤を服用している、睡眠薬が手放せない、という方も多くいらっしゃいます。




そんな方々に、目には見えない安心感と暖かさを伝え、それをお持ち帰りいただけること、それが私の無上の喜びです。