「他人は変えられない、自分しか変えられないのだ」とか、
「自分が変われば世界も変わる」ということを言ったりしますが、
結局、それを誤解していると、
他人も世界も変わらないということになります。
どういうことかと言えば、
これは過去にも何度も書いていますが、
「自分が変われば…」という部分を、
「自分を変えなくちゃいけない(=私はダメな存在)」と思っていると、
“自分を否定”していることにも繋がりかねないので、
そういう意識で「自分が変わればいいんだ」って捉えていると、
さらに自分を否定したくなるようなことを体験する羽目になってしまいます。
「自分を変える」っていうのは性格や態度や行動を変えるというよりも、
自分で自分を否定していたことをやめ、責めるのもやめ、裁くのもやめ、
ただ認めていく、あるいは肯定していけばいいという単純なことだったわけです。
だから、これからは、
「自分を変えない。
変えるのは否定していたことだけ。
否定をやめれば世界は変わる」
こう思って過ごしてみるといいですよ。
ついつい癖で自分を否定したり、責めたり、裁くようなことがあっても、
まず気づけばいいだけです。
「おっと、また否定している自分がいた」と。
「否定してもいいじゃない。責めてもいいじゃない、裁いてもいいじゃない。
惨めだと思ってもいいじゃない。情けないって思ってもいいじゃない。
恥ずかしいって思ってもいいじゃない。怒ってもいいじゃない」
そうやって一つ一つ認めてあげればいいですね。
「いや、よくない」ってまた脳内で騒ぎだしたら、また気づいてあげる。
「お、また否定する声が聞こえたぞ」って。
否定する習慣がある人ほど、
「いや、よくない。もっと頑張らないと」っていう声が内部から湧いてくると思います。
そのたびに、「よくないって思ってる自分がいるな~」って気づく。
この繰り返しです。別にそこで変える必要もない。
まあ、変えたいなら変えていいんですよ。
能動的に変えたい気持ちなら変えてもいいですけど、
「変えないと困ったことになる」って思ってるなら無理に変えなくていいですよね。
「自分を変えなくていいんだ~」って思えた時点ですごく楽になると思います。
すると、何が変わってくるか?
もう人のことは(良い意味で)どうでもよくなってくるはずです。
これまでは他人を気にしてたのが、
どう思われようが構わなくなってくるはずです。
自分を否定していると、
他人に何か気にしていることを言われたり、されたりして、
「自分って本当にダメだなぁ。ほら、やっぱり私のダメな部分を直さないと!」と、
否定している部分の答え合わせをしたくなるような現象が出てきたりします。
でも、「自分を変えなくていいし、否定もしなくていいのか~」って思えてくると、
相手もそれこそ何も否定するようなことを言わなくなったりします。
「本当かよ~?」って疑う人もいるかと思いますが、
どうぞ「やってみなはれ精神」で一度やってみてください。
疑っている人ほど、
「世界は私に厳しい、他人も私に厳しい」っていう思い込みがあるかもしれないですしね。
案外、みんな優しいかも。
うん、本当は優しいんですよ。
アナタが「そんなはずはない」と固く心を閉ざして、
否定していたから見えなかっただけかもしれない。
「否定をやめれば世界は変わる」
今日からこれでいきましょ。
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