オンラインコミュニティ「トクラボ」3月のオンライン座談会内での一コマ。
今日はそれをブログでもシェアします。
「世界平和を願う時にどういうことに気を配ればいいのか？」
そういった趣旨の質問に答えています。
世界平和というとどうしても規模が大きくなりますが、
この宇宙（世界）は全てフラクタル構造（入れ子構造）になっていると考えると、
その願いについてもより理解が深まるはずです。
フラクタル構造とは、ある一部分の中に全体の様子が含まれている様子を指します。
植物の葉の形、雲の形、山の起伏、海岸線、人の体内の血管構造…などなど、
至るところにフラクタル構造が見られます。
例えば、木の全体像が葉っぱ1枚の中にもその造形が見られるということですね。
下の写真を見ると分かりますが、
葉の葉脈を見ると、
一枚の葉の中に一本の木が見える（幹が伸びて枝葉がついてるように見える）でしょ？
これがフラクタル構造です。
一部分の中に全部が詰まっているということです。
ロシアの民芸品であるマトリョーシカもフラクタル構造ですね。
B'zというバンドの『イチブトゼンブ』という曲も、このフラクタル構造を歌っていますね。
君にしかわからないこと 僕だけが見えていること
どれもホントのこと
すべて何かのイチブってことに
僕らは気づかない
愛しい理由を見つけたのなら
もう失わないで
愛し抜けるポイントがひとつありゃいいのに
それだけでいいのに
この歌詞は本当に深いですね。
「愛し抜けるところが一つだけでもあれば、
それは相手の全部を愛していることになるんだよ」
ということですね。
今回のブログ記事（動画）で紹介することも同じことを言ってます。
心の中で自分自身に対する葛藤や我慢、
誤解や責めや非難、否定する部分があれば、
それが外側の世界に投影されて、争い（戦争）を見てしまうということです。
自分の心が世界と相似の関係にあるというのがフラクタル構造ということなのですから。
だから、世界平和を願うことももちろん大切ですが、
まずは、自分自身の中で否定したり、自分を責めたり、
非難するのをやめることも同じくらい大切なことです。
自分の心の中でそういったことをしているなら、まず気づく。
気づいたらやめるようにしていく。
すると、自分の心の中が停戦、終戦し、心に平穏（平和）が取り戻されます。
自分の心の中が外に映し出されている…として、
外側の世界の平和ばかり願って、
自分の心が荒れ狂っていたら意味がありませんからね。
世界が大きな樹木だとして、
僕たち一人一人はその樹木についている一枚一枚の葉です。
でも、その葉、一枚の中に樹木の要素が全て詰まっているわけですから、
一枚だから無力というのではなく、
一枚の葉から元気に心を軽く・明るく・温かくしていくことが、
世界平和に繋がる第一歩だということです。
そのお話を短く（3分）にまとめましたので、よかったら動画↓↓でもご覧ください。
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