個人塾などの英検準会場における不正行為の可能性 | Yukariのブログ

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英検には本会場と、準会場がある。
準会場には、私塾や私立の学校などがある。

塾は営利目的で自分の塾の生徒の合格率を何が何でも上げたいと思っているところもある。

うちの塾は、小学生で何級に合格しましたとか、高校卒業までに、準一級に合格しました。と、名前や顔を出して、写真を宣伝に使い、集客していることろも多い。

生徒の英検合格は、自慢であるし、集客の重要な材料なのである。
そして、英会話教室も塾も少子化の中、生き残りをかけて必死なのである。

その塾の経営者に、全て試験の管理を任せるのは、あまりにも性善説過ぎるというか、無防備だというか、いい加減というか。

英検協会のスタッフもいなくて、第三者の目もなく、他の大人の目もなく、個人塾の密室で行うこの準会場での受験というシステムそのものが、おかしくはないだろうか。

多くの高校や大学の入学で、優遇されている英検という権威のある試験において、準会場のシステム自体が、つまり、
利害関係のある塾の密室で行われていること自体が、いい加減ではないか。

ほとんどの塾の先生は、真面目でまともでそんなことはしないだろう。
しかし、そうでない塾経営者が全くいないと断言できるだろうか。
問題が例えその日に届いたとしても、英語の専門の先生の多くが、60分もあれば、準一級なら満点近くを取ることができるだろう。

自分の塾の生徒だけに、ここは、もう一度考えなおしてごらんと、トントンと間違えた箇所を指で叩き、合図を出すことも可能である。

実際に、市内のとある塾で、塾の先生主導による大量の不正行為があったのを、目撃したと何年も前に私のもと生徒から聞いたことがある。
私が見たわけではないので真偽のほどは確かめようもない。

もし、その生徒が言っていたことが正しいのなら、その塾の先生も、カンニングをさせた生徒の自己肯定感を大きく傷つける恥ずべき行為をしたと自覚して欲しい。

が、不正行為を可能にする英検の準会場のずさんとも言えるシステム自体に一番の問題があると思う。

そして、不正行為を可能にする英検システムのおかしさを、英検協会のスタッフや英語教育界の誰も何も言わずに放置しているのはなぜだろう。

長いものに巻かれたほうが、自分の利益を守れるからだろうか。

私たちは、死んだ後、子供たちに、何を残そうとしているのだろうか。