未だに、学校の教室や廊下が寒いのは、
私が、学生の頃、保身のために、我慢をしていただけで、子供の権利のために戦ってこなかったから。
未だに、納得のいかない校則が生徒たちを苦しめているのは、私が、学生の頃、勇気がなくて、怖くて、声をあげなかったから。
私が、自分の保身だけを考えて
後輩たちのために、未来の子供たちのために変えようとしてこなかったから。
声をあげ、抗議をすることを怠けて思考停止をしてきたから。
冗談だと言いながら、女性の(主に女性の)体や顔や年齢や未婚を、笑いものにする男性が未だに多いのも
それに対し、本気で怒って抗議をして来ず、笑顔で受け流すのが大人の対応で、
良しとされてきて、作り笑顔をしてきたから。
我慢して、顔で笑っているけれど、長年恨みに思っているケースはよくある。
あの人は、決して美しくはないけれど、
とか、
あのおばさん、よくやるねえ。
に、対して、ロールモデルとして、全てを賭けて抗議して欲しいと思う。
外見を悪く言われたら、
そんなこと言わないで。悲しい気持ちになるから。と、言える女の子が増えるように。
おかしくもない"冗談"に、笑わなくて済む風潮の世の中になるように。
波風立ててもいいから、
それ、嫌な気分になるから、言わないでくれる?
と、真っ直ぐ目を見て言う女性、男性が増えるように。
人権を軽んじられた時は、
長いものに巻かれないで、
立ち上がる勇気を持つことが、自分だけでなく、次の世代が生きやすい世の中を作ることに繋がると思う。
そんなことぐらいでいちいち文句を言ってややこしい人だと、悪く言われ、更に傷つくけれど。
いつも、和を持って尊しとしなくていい。
時には、和を乱してもいい。
権力や力の強い者の顔色を伺わないで、
嫌なものや、間違っていることは、違うと言えるような自分に正直に生きていける世の中を作りたい。
人生の列車の車掌さんは、自分なのだ、選択権は、自分にあるのだと伝えたい。
そのために、私は、自分の人権や、目にした周りの人の人権が踏み躙られた時は、黙って笑って受け流さずに、
立ち上がり、声を上げ、抗議をするほうを選ぶ。
周りの人とは、実際に目にした人じゃない場合も含む。
少し離れていても、一度目にして知ってしまえば、やはり、周りの人なのだと思う。