バネを取り戻す。 | 自転車競技を科学する

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自転車競技を根拠ある視点であれこれ考えるブログです。

ジュニアギヤでもスプリントが速い細身の選手が沢山いるわけですが…

 
 
スプリントするにあたって、そういった若い選手には有って、今年35歳を迎える自分に無い物は何だろうと考えた時に…
 
 
 
あぁやっぱりバネ(瞬発力)が無くなってるのか…
 
 
…と一瞬で考えが着地しました。
 
 
 
 
 
もちろんペダリング技術だったり、バンクの走行技術もあるわけですが、軽いギヤでも高いトップスピードを出せるのはやはり瞬発的なバネの有無だろう…となったわけです。
 
 
 
 
 
 
ここで
 
 
 
 
 
身体のバネって何?
瞬発力って何?
 
 
 
 
ある2人の選手がいるとして、筋肉が収縮した結果生み出せる最大パワーが両者ともに同じでも、一方はその筋肉の収縮速度が速いとしましょう。
 
これにより素早い関節運動が可能となるわけです。
(クイックネス=俊敏性と呼ばれるものですね)
 
この2人の選手が同じ軽いギヤでスプリントした場合、どちらが高いトップスピードを出せるかは明白です。
 
 
アフリカ系人種の選手は筋肉の腱部分が長く、この収縮速度が速いため「全身のバネが強い」「瞬発力がある」などと言われる…という見方もあるようです。
 
 
ではこの筋肉の収縮速度は鍛えられるのか?
 
 
 
 
ここでプライオメトリクス・トレーニングです。
 
以下のサイトが詳しく書いてますが…
 
 
 
腱反射を利用して、素早い筋収縮を学習させようというモノのようです。
 
 
 
では具体的に自分は何してるのか?
 
 
ローラー練で身体がしっかり温まった後に…
 
①反動をつけたその場ジャンプ
②その場ジャンプ連続(跳び上がり素早く大腿を挙上させる)
 
 
 
なんですが、初めは上手くできない(笑)
 
 
 
飛び跳ねるってこんなに身体が重かったっけ!?!?
 
 
 
 …と自分のバネのなさに愕然とします(^^;


これも何かしらの効果が感じられたらその時に詳しく書こうかと思います。