9月4日は、何の日? | 1950

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1950年生まれの生き方 / 粋肩 / 息過多 / 逝き方

9月4日は、何の日?

 

ピンポーン♪ 正解!

「くっし~の日です。

 

ま、それはいいとして、今年の9月4日は、なんと僕の「エアロ20周年記念日」なのです。

 

僕は20年前、2004年8月に地元のスポーツクラブ「ルネサンス港南中央」に入会しました。
子供の頃から運動に縁のなかった僕。

入会して数日後、思い切ってエアロビクスのスタジオに足を踏み入れました。

忘れもしない20年前の9月4日のことでした。

 

あ、ごめん。「忘れもしない」は嘘です(笑)

カルテが残っているから日付が分かるのです。

初めは、土曜のS先生のビギナー40分。

見よう見まねでアタフタしましたが、いつも

「今日は半分くらいできたなぁ」

と自己評価してました。が、今思うと、それはウォーミングアップだけは何とかついていけたということだったみたいです(笑)

当時のエアロのクラスではウォーミングアップが丁寧で、15分くらいはやっていたと思います。

 

やがて、日曜夕方のK先生のビギナー40分に出るようになりました。

慣れてきたせいかホントのエアロの楽しさにはまりました。

 

ところで、「サザエさん症候群」というのをご存じでしょうか。

楽しく週末を過ごした後、日曜日の夕方、TVからサザエさんの歌が聞こえてくると、月曜からの仕事のあれこれを思い出し憂鬱になるというアレです。
当時、僕は54歳。

会社では、色々と煮詰まっていた時期でした。
そんな中、日曜の夕方、週1回のこのクラスは、仕事の苦しみを癒してくれる魔法の時間でした。

おかげで、僕はパワハラの加害者にも被害者にもなることなく、生き抜いてこられたのだと思っています。

 

そんなわけで

「僕にはエアロが欠かせない」

という気持ちになっていたのに、2年後、何たることか、そのお気に入りのK先生が故障で引退し、クラス自体がなくなってしまったのです。

(おお、僕も若いな。ヒゲがない)

 

この心の空洞を埋めるには?

そこで、僕は手当たりしだいに色んなエアロのクラスに出るようになりました。

 

法人会員の特典を生かして、港南中央だけでなく、他クラブへも遠征。

日曜日は、港南台ルネで松本さん、上大岡ルネ(別所)で甲斐沙織さん、港南中央ルネで押田さんに出たりと、3か所をハシゴ。

土曜日は、はるばる両国ルネの和泉さんに出てから全力疾走で駅に向かい、港南中央ルネの周田さんと関口さん。

金曜夜は、千歳船橋ルネで田中小夜子さん。

とにかく、エアロ漬けの日々でした。

平日の夜と週末とで、年間370本ほど出てました。

 

さらに、2007年には職場が錦糸町に移ったので、その向かいにオープンしたメガロス錦糸町にも入会。

ここでは、毎週金曜夜に超ベテラン宇津城さんのクラスがあり、その極上のレッスンを満喫しました。

 

このメガロスは職場から道路を横断してわずか1分のところ。

平日昼間の仕事中にも時間休を取って職場を抜け出し、村田きよみさんのクラスに出ていたことも。時間帯が微妙なので、スタジオに参加者3~4名だけという贅沢なクラスでした。

運動してシャワーを浴びて自分のデスクに戻ると、眠くてしかたがなかったのは内緒です。

 

エアロを始めて5年目。2009年には、また別れが。

上大岡ルネの甲斐沙織さんのクラスがなくなりました。

(ヒゲを始めたころだ。まだ黒い)

大好きなクラスだったのでショックでしたが、この頃には「スポーツクラブのレッスンはいつか終わる」と観念していました。

 

同じ年、サバイバルエアロ全国大会ではスタッフも務めました。

サバイバルエアロの地方大会には何度か出場しましたが、いつもファーストステージで敗退。

「いすれセカンドに上がってやる!」と気張ったものの、リーマンショック以後、スポンサーがつかなくなったようで、大会自体がなくなってしまいました。

 

当時、エアロのスタジオでは、ハロウィンやクリスマスの季節には仮装が盛んでした。

エアロを始めて10年目。2014年にはこんな仮装。

(ハロウィン)

(クリスマス)

女装も色々やりました。いまだに、チア、セーラー、ナース、メイドの衣装はどこかにしまってあるはずです。


そして、エアロを始めて15年。2019年には、また大きな別れが。

メガロス錦糸町からゴールドジム代々木上原に移った宇津城さんのクラスが終了。

10年以上続いた花金のお楽しみがなくなってしまい、またまた心の空洞は埋まることがありません。

このクラスのために、金曜の飲み会を断り続けた結果、友達が減ってしまった気がします。

 

そんなこんなで、ただいま、エアロ歴20年

3年前に仕事をやめたので、昼間を中心に週に5本はエアロをやっています。
 

でも、エアロの世界も色々変わってきて、僕にとって「ちょうどいい」レッスンというのがなくなってきた感じがします。

気持よく動くというより、パズルを解くようにコリオをこなすのが増えました。

「それはお前の頭と体の老化による相対的な感想だ」

という指摘が聞こえそうですが(笑)

 

エアロの楽しみ方は人それぞれでいいと思いますが、僕はエアロの快感は、覚えたコリオで最後の通しを無心に踊る達成感にあると思うのです。

でも、コロナ以降、1回のレッスン時間が短縮されたのに、コリオ展開に時間を要し、通しが1~2回だけというクラスもあります。これでは、クライマックスに達する前に終わってしまいます。

より凝ったコリオを求める参加者が多いから仕方ないのかもしれませんが、残念です。

 

コロナ以前、60分の某レッスンで、3ブロックカッティングハーフ、通し10回をノンストップでやって、酸欠のトランス状態(?)になったのが懐かしいです。

 

プレコリオや調整系が人気なのに対して、エアロの衰退が言われています。

でも、インストラクターも参加者たちも例外なく僕より若い。

僕が何とか踊れているあいだは、エアロ文化が続いて欲しいものだと思っています。

 

さて、アメブロも20周年だそうですね。
おめでとうございます。