その問題がなかったとしたら | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。

あなたもココロとお友達。
心理カウンセラーのかとちゃんです。



カウンセリングしていると
いろんな状況の方がいます。


「姑が口うるさいから」
 →「ケンカしてしまうんです」

「上司が横暴だから」
 →「言うこときかないんです」

「私、うつだから」
 →「人と付き合えないんです」

「お金が無いから」
 →「行動できないんです」


そんなときに必ず一度は
聞いてみるコトバがあります。

「もし、その問題がなかったとしたら
 どう感じますか?どうしたいと思いますか?」



すると

「いやいや、そうは言っても…」

「そんなワケないですから…」

ってだいたい反抗されます(^^)

「…えっ」

って黙っちゃう方もいます。


そゆときはもう一度聞きます。

「もし、その問題がなかったとしたら
 どう感じますか?どうしたいと思いますか?」


スゴイ簡単なコトバなんです。
でも自分の本当のキモチを知るのに
もの凄く役に立つコトバ。


「姑が口うるさくなかったら」
 →「本当は仲良くしたい」

「上司が横暴じゃなかったら」
 →「本当は良い関係を築きたい」

「私、うつじゃなかったら」
 →「本当は人と楽しく話したい」

「お金の問題がなくなったら」
 →「本当はやってみたい」



このキモチ、意外に忘れちゃってます。

このコトバで
「ハッ(゚o゚;) 」って気づかれる方もいて
それだけでカウンセリングが
終わっちゃうこともあります。


「そんなの分かってるよ!(`Д´)」

っていう人もちょっと待って。

もう一度じっくり
自分のキモチを感じてあげてください。



それだけで嬉しくなるはず。
それだけで怒りも薄らぐはず。
それだけでエネルギーが出てくるはず。



人間のアタマって良く出来ていて

脳はスゴくたくさんの出来事を
処理しなくちゃいけないので
できるだけ目の前の出来事を
自動反応できるようにルール化します。


「姑が口うるさいから」→「ケンカ」
「お金がないから」→「できない」


っていうように
一度作ったループを維持しようとします。
その方が脳が判断しなくて簡単だから。

ループなので、やればやるほど
その法則は強化されていきます。
自分では絶対ルールで抜け出せないと
思ってしまっています。


でもそのループ、
アナタの脳が作ったワナですから。

「脳の判断と違うこと = 本当のキモチ」

に従わないと抜け出せないですよ。

そして

「本当はどうしたいのか?」

に気づくと
脳はその方法を考え始めます。

脳のそゆとこもスゴイ(^^)




そのための魔法のコトバ

「もし、その問題がなかったとしたら
 どう感じますか?どうしたいと思いますか?」


もう一度、ご自身に問いかけてみてくださいね(^^)




そしてボクは、

「安定なくなっちゃうから」
「お金ないから」
「健康に不安あるから」

という状況に同じ問いかけをして

今、フリーでカウンセラーをしています(^^)




ボクは本当は空を飛びたいんニャ!





P.S.
今日のはアドラー心理学で言う「目的論」

「あなた本当はどうしたい?」

です。


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