大丈夫 | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。

あなたもココロとお友達。
心理カウンセラーのかとちゃんです。

今日、長文です。



あなたの「大丈夫」、大丈夫ですか?
ボクの「大丈夫」は大丈夫じゃないんです。


ボクが言う「大丈夫」は

「もうコレ以上入ってこないでっ!!」

っていう拒絶のサイン。

「あなたなんかには私の苦しみわかんないわよっ!!」

っていう侮辱と決別のサイン。


…そんな言葉をまた使ってしまっていました。


でもその「大丈夫」には

「助けて・・・」

が隠れてる。

「分かって」

が潜んでる。


だから、そんな意地っ張りな「大丈夫」を手放したくて
こんなメールを仲間たちに書きました。


心屋塾マスターコースのメーリングリストで
ボクが告白したメールを載っけます。


自分の「大丈夫」が大丈夫じゃないかもしれない人、
読んでみてください。

「病気」でない方は、「自分のツライ過去」に
置き換えて読んでみてください。



【状況説明】
講師のサプライズバースデーパーティーを
3/2日曜日に行いました。
心屋マスターコース5,6日
その司会をボクがしたのですが、
その翌日に送ったメールです。



--ここから--

かとちゃんです。

バースデームードに水挿すとアレなんで落ち着くまで寝かしトコと思ったんだけど、アキラに先越されて、ズルい(´・ω・`)と思ったので書いとく。
こっちも長いよ。


みんな日曜日は身体の心配をしてくれてありがとね。
実際のとこ、月曜もゆっくり休んだからもうOK。


これまで自分は病気のことを話すのが、とっても面倒くさくて、余計な詮索や心配をしてもらいたくないし、自分の不幸自慢みたいになっちゃうのでいつもお茶を濁してしまってたの。
でもマスターの仲間なので伝えときたくなった。

見た目で分かるアトピーは子供の頃から重症だったんだけど、今はかなり正常。

でももう一個、こっちにもキツイのがあって、2年半前にやっとつけてもらった病名が「頚性神経筋症候群」というの。
ごく一部の医者が研究治療しているだけで、ほとんど病名としては知られていない。

過去のケガなどから頚椎と首周辺の筋肉筋膜が異常変性していて、脳からの神経群を圧迫することで、様々な不定愁訴症状が日常的に出る。セレマスにはなつみやayaみたいに国家資格持っている治療家がおるのでどんなか分かると思うけど、車で事故ってムチ打ちで体調ボロボロになる人がおるけど症状としてはアレに近い。

ボクの場合は、のぼせ、頭痛、全身倦怠感、眼精疲労・鈍痛、瞳孔調整不良、ドライアイ、微熱、みぞおち通、動悸、吐き気、めまい etc が日常的に出る、というか社会人になってからは常にある状態。特にのぼせがヒドくていつもアタマに血が登ってる状態でしょっちゅう寝こむ。

でも、通常の医者でどんなに精密検査しても「健康」って言われる。MRI撮っても、胃カメラ飲んでも何しても健康なの。血液検査のアレルギー数値が高いだけ。

すごく不謹慎だけどよくテレビとか見る"重症患者”ってヤツになりたかった。大変だ、闘病ガンバった、って言ってもらって早くあの世に行きたかった。

そのうち、感情と苦痛を脳内で分離して押さえつけ、平静を装う術を身につけた。社会人になってからは愛想笑いの方法を覚えた。人との付き合いはテクニックでカバーしようとした。

今でもそれがなかなかはずれない。なんか不自然でオカシく見える時があると思う。

マスターでは特にココロを開こうとするので余計自分のコントロールができなくなる。だからボクの感情をザワつかせて脳内コントロールを乱す人が怖いのだと思う。固まる。だから、いかりんにもヘンな接し方になる。ゴメン。


医者に症状訴えれば訴えるほど、ウザがられて、対処療法のクスリを出されゴミ患者扱いされるだけ。それを30歳まで続けてきた。合わせてアトピーはステロイド薬害があるので、その30歳で死ぬ思いでやめた。


そこから西洋医学を捨て、たくさんの療法を試して少しづつよくなった。アホみたく金と時間をつぎ込んだ。田舎ならマンション買える。そのうち首が原因と自分で気が付き、2年半前にやっとその医者にたどり着いて、入院待ちに入れてもらった。東京で半年通院、香川で半年入院。ドクター治療なんでほとんど保険でまかなえてプラマイ0円。笑う。


驚くほど回復して、日常生活には支障がないレベルになった。
でもまだ軽めだが日常的に出る。そこの医者の治療にも限界があって、今はまた別のところで治療継続中。


症状は、ほとんどいつ出るかわからない。疲れで出ることもあるけど、あんま関係ない。対処法は寝とくぐらいしかない。そしていつ引くかもわからない。


人には説明しづらい。説明してもよくわかんない。
「医者には行ってる?」
とか言われると気分悪くなる。

だから“病気”の説明が必要なときは世の中的に通りの良いアトピーで通すか「身体弱いんだ」ぐらい。



で、日曜の朝、ひさびさに重いのぼせが来て、ホテル1Fのロビーのソファで寝てた。1時間ほど寝て、そこそこなんとかなったので遅刻して部屋に行った。


そこでみんなが心配して様子伺いに来てくれたのだけど
「大丈夫、大丈夫」
って言ってる自分に気がついた。



実家を出てからは、親に心配させまいとずっとこうだった。
「大丈夫、大丈夫」


ずっと友人作るのもめんどくさかった。
「大丈夫、大丈夫」
だから、ほんとは友達になりたくて近寄ってきてくれる人もたくさんいたのに、自分から一人ぼっちになっていった。


仕事をしてても
「大丈夫、大丈夫」

「大丈夫」って言わないってことは、何もせずにずっと寝ているしかない。

どうせ誰も治せないのに?
治療にもお金かかるのに?
そこそこ身体は動くのに?
自分はなんでもできるはずなのに?

だから「大丈夫」ってガンバルしか選択肢がなかった。



日曜日に、みんなに
「大丈夫、大丈夫」
って言ってる自分に気づき、自分がまたイヤになった。


前日のカラオケ練習までスゴく楽しかった。あーやっとボクも心からこういうこと楽しめてるって思ってた。でもまたあの日々を思い出した。

もう、それなりに身体は軽快したのに、あのときと同じこと言ってる自分がイヤで日曜日はずっと苦しかった。

心配してくれたみんなの言葉も受け取れず、特にアベアツには冷たくしてしまった気がする。。。



それでも楽しかった。
ココロで苦しくても、日曜はホントに楽しかった。


だからもう自分を作りたくない。ガンバルしか知らなかった自分にもうガンバらなくていいって、本当に許可を出したい。


なので、ボクの歴史を知ってもらおうと思ってこのメールを書いた。


みんながあんなに楽しかった日曜に、水をさすからやめようと思ったけど


何言ってもイイって

それがマスターコースだって

いかりんが言ったから。



コレ言わないと、前に進めない。

優しいみんなは、受け入れてくれるのは間違いないけど

これがボクのココロのブロックです。

なかなか固いけど

開けるの手伝ってください。



長文読んでくれてありがとう。


--ここまで--




これを全部、みんなが受け止めてくれました。

本当にありがとう。






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