俺的微妙映画その24『イップ・マン 序章&葉問』 | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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このカンフー映画、微妙である。

イップ・マン 序章PV
この映画、ドニー・イェンが主役のカンフー映画で、イップ・マンという詠春拳の達人の男が道場破りを
撃退したりなどスピーディーな迫力のバトルが描かれるのは良いのだが、途中から日中戦争が始まり日本に
支配され貧しい生活になり日本軍に仲間が殺されたり暴行を受けるなど一気に陰湿で暗い日本人の蛮行映画の
ようになるのはいまいちで、主人公が立ち上がり敵の大将に武術で勝負しろと提案し乗って来たのでボコボコに
して勝つが日本軍に銃で撃たれて倒れるという後味の悪さで、一応一命を取り留めその後は武術を広め
ブルースリーを弟子にもしたらしいが文章だけで終わるのはいまいち面白味がない。

イップ・マン 葉問PV
また、続編の葉問はその後を描いたストーリーで、弟子が徐々に集まり別の流派とトラブルになり狭い盆の上で
戦ったり、西洋のボクサーにライバルが倒され中国を馬鹿にされ主人公が立ち上がるが何度もダウンするなど
あまり強いという感じがなく、それでも最後は勝つが技は結局パンチの高速連打ぐらいで特徴が薄いのは
いまいち感がある。
イップ・マンは実在した格闘家らしいが、映画ならもう少し派手で特徴的な技が欲しいところだろう。

というわけで、色々と微妙な今作。
ジャッキー・チェンの次のスターがなかなか出ないと言われているが、もう少しユーモアのある面白い
カンフー映画を作って欲しいものである。