漫画家の雁屋哲が美味しんぼの中で福島に行ったら鼻血が出た、鼻血が出ている住民が多くいる、というような
ことを描いたら石原環境相や福島県知事や御用学者が一斉に 風評被害だ、科学的な根拠はない などと叩き始めた
が、実際に福島の子供で鼻血が増加したという証言は以前からあり、実際に動画で証言している母親や子供
がいたり、
国会の答弁でも自民党の森まさこ議員や山谷えり子議員などが鼻血について質問した記録が残っていたり、前双葉
町長も同じような証言をしたり、チェルノブイリでもそういう証言が残っていたりと、そういう雁屋とは関係ない第三者の
証言が多くあるわけで、それで全くそんな報告はないだの、放射能とは関係ないだのと決め付けるのは明らかに
おかしく、因果関係はまだわからないとしてもせめて「そういう声が多いので調査します」ぐらいは言うのが普通だろう。
そもそも、甲状腺がんですら因果関係はないなどと言っている国の言い分はもはや信憑性ゼロであり、汚染水は
ブロックされていると嘘をついた安倍もそうだが、現在の政府はいかにして健康被害を隠蔽して原発の再稼動を
進めるか、ということしか考えていないのは明らかなわけで、放射能被害を語ったら何でも風評被害、因果関係は
なし、と片付ける流れはある意味必然であると言える。
こういう日本のネガティブな問題を書くと反日左翼だ！などと言って一緒に叩きまくるネトウヨのような洗脳された
国民がいるのがやばいが、ここまで来たら鼻血だけでなく甲状腺がんや白血病、奇形児の増加など、雁屋哲には今後も
批判に負けることなく色々と調査して発表して欲しいものである。
※追記
その後、神戸の医師が被爆と鼻血の関係を学会で発表
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201407/0007142183.shtml
福島の子供の甲状腺がんは疑い含め152人に増加
福島県民健康調査最新情報
鼻血があれだけ騒がれた一方でこれだけの重大ニュースがろくに話題にもならず、医師も原発事故の影響とは
考えにくい、などととぼけているのだからこの国はヤバすぎると言えるだろう。