慰安婦問題・領土問題は早期解決すべき | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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NHKの籾井新会長や維新の会の橋下が記者会見で語った内容がたびたび問題になっているが、彼らの言い分に

よれば、

籾井「慰安婦はどこの国にもあった 問題は日韓基本条約で解決している」
橋下「軍による強制連行を示す確たる証拠はない」
らしいが、

wikiによれば確かに戦時中のフランスやイギリス、アメリカ、ドイツ、韓国など、様々な国に慰安所があったという
ことで、確かに言い分としては正しいのだが、慰安婦の問題が日韓基本条約で解決済みというのは誤りであり、
確かに日韓基本条約(ではなく日韓請求権・経済協力協定)には 完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認
すると書かれてはいるが、国連によればこれは経済に関する協定であり、慰安婦などの人権問題に関しては範囲外と
いうことで、実際に日本は村山内閣時にアジア平和国民基金を設立し、韓国・台湾・フィリピンなどの元慰安婦に
償い金を届けているわけで、その償い金もあくまで民間の基金で国家賠償ではないことから韓国はそれを受け取らせ
ないよう圧力を掛けるなど、結局現在までこの問題は解決せずにまだ続いているということがわかる。

そして、問題の軍による強制連行だが、確かに橋下が言うように明確な証拠は残っていないようだが、そんなものは

日本軍側が証拠を隠滅してしまえば終わりであり、被害者側が証拠を提示するというのは非常に難しく、
実際に白馬事件というインドネシアを占領していた日本軍がオランダ人女性35人を強制連行して慰安婦にさせたと
いう事件も起こっているわけで、様々な証言もある以上、他の地域でも全くなかったというのは考えにくく、
それ以外にも、騙されてなったケースや、自分の意思では帰れないという強制制があったという兵士による証言も
あるわけで、証言や被害者が存在する以上、きちんと国として謝罪して賠償するのは当然のことだろう。

※中曽根元首相が関わっていたという証拠も残っている

そもそも、こんな過去の犯罪をいつまでもグダグダと引っ張り続けることは現在の日本のイメージまでをも貶める
ことであり、籾井や橋下のように、最初は威勢のいいことを言って後で謝罪するなら最初から言うべきではなく、
日本や韓国や中国の間でいつまでも言い争った所でエスカレートするばかりで何も良いことはないわけで、きちんと

協議して、慰安婦問題や領土問題の早期解決を目指すことに全力を注ぐべきだろう。

現在の政府は、それらの問題を全く解決する気もなく、対話すらせず、靖国参拝などをしてわざと対立を煽って
反韓、反中の世論を作り出し、本音ではアメリカと一緒に海外で戦争をするために集団的自衛権の行使や憲法改正を

進めるという最悪なことを行っているが、安全保障というのは敵を作らないことが一番なわけで、他国を刺激して平和を
脅かす行為はいい加減にやめるべきであると言える。


※追記
その後、朝日新聞が慰安婦を強制連行したとする吉田清治の証言は女子挺身隊と混同した嘘であることを認めたわけ
だが、これだけ大きな問題に発展した件を単に誤報でした、というだけで済ませるのはあまりにも不十分であり、
当然きちんと謝罪会見をするのが筋だろう。
※その後会見を開き社長自ら謝罪

とは言え、河野談話では強制連行は認めなかったが強制性は認めており、それは歴代の首相やあの安倍ですら
見直さずに踏襲しているわけで、以前にも書いた通り強制性があったならば謝罪して賠償するのは当然であり、
一刻も早くこの問題を解決して終わらせるのは政府の責務であると言えるだろう。