太鼓の達人シリーズ
アーケードや家庭用で人気のこの音ゲーシリーズ、糞ゲーである。
パラッパラッパーやビートマニア以降、ギターやドラム、ピアノやマラカスなど、様々な楽器を模した音ゲーが
作られたが、今作の楽器は太鼓のため、中心を叩くかフチを叩くだけで非常に単調である。
また、ギターやピアノに合う曲は無数にあるが、太鼓に合う曲というのは少ないため、
J-POPやアニソンを太鼓で演奏したところで全く面白くなく、むしろ耳障りにしかならない。
そして、毎回色々な曲が収録されているが、特にナムコのオリジナル曲はろくなものがなく、マッピーの曲を
音頭にしたり、ゼビウスを体操曲にしたりとアレンジもひどく、曲選択で少し曲を聞いただけで選びたくなくなる
つまらないものばかりである。
しかも、唯一このゲームに合っていると思われる曲、南中ソーランは家庭用に収録されていないという
嫌がらせで、クラシックなんかを入れるならもっと太鼓が合う祭の曲を入れろよ、と言いたくなる。
なぜこんな音ゲーが人気があるのかわからないが、日本人に馴染みのある太鼓という楽器を選択したことが
良かったのかもしれない。
タンバリンを叩く音ゲー、シャカっとタンバリンを作ったことのあるセガ。
もし、あの時太鼓を選択していれば・・・そう思うと、非常に悲しいものがある。