俺的良ゲーその41『ファイナルファンタジーIX』 | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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※このブログは、独断で決めた糞ゲー(クソゲー)を処刑し、良ゲーを褒め称えるゲーマーのためのレビューブログ(たまにゲームと関係ない話あり)である

ファイナルファンタジーIX
PS最後に出たこのFF、良ゲーである。

FF7やFF8では世界観が近未来になり、ファンタジーっぽさが薄れて来ていたが、今作では中世ファンタジーに
戻り、FFっぽさが復活している。
また、戦闘も4人パーティになり、防具も復活、過去のFFで登場した音楽やアイテムが登場するなど、
従来のFFの要素が色々と詰まっており、ストーリーも、盗賊団の一味である主人公が王国の姫を連れ去って
逃げるというカリオストロの城のような展開で面白く、脇役の個性もきちんと描かれ、主人公とヒロインの
恋愛要素や感動の主題歌など、FFの集大成的作品となっている。

しかし、武器や防具からアビリティを抽出する面倒なシステムや、一定時間強くなるが変な色になるトランス、
つまらないここ掘れチョコボやカードゲームなどのミニゲーム、長めのエンカウントロード、前触れなく出てくる
謎のラスボスなど、改善すべき点は多く、FF8に比べれば大分ましだが、スーファミ時代のFFに比べると
まだまだ完成度の点では劣る出来と言える。

その後、FFは10で再びFFっぽさが消えるが、これはこれでまだ戦闘もストーリーも面白くて良かったのだが、
FF10-2ではおつかいミッションの連続の糞ゲーになり、FF11はオンライン専用でやたら時間が掛かり、
FF12では戦闘がつまらないシームレスでストーリーも中途半端になるなど、糞ゲーシリーズへと変貌を
遂げている。
最近では作曲家の植松伸夫もほとんど関わらなくなり、ますます別物へと向かうこのシリーズ、8年後ぐらい
にはFF16が出るだろうが、主人公がロボットになり、宇宙を冒険するQTEゲームになるに違いない。