真かまいたちの夜 11人目の訪問者プレイ動画
かまいたちシリーズ4作目であるこのゲーム、糞ゲーである。
このゲーム、今回はキャラが一新され、舞台がまた雪の中のペンションになったのはまあ良いのだが、
肝心の事件がしょぼく、大したトリックもなく、恐怖感もなくあっけなく終わる。
これは、金田一少年の事件簿で言えば、短編集の一つに載るような小事件レベルである。
また、サブストーリーとしてスパイ編、死神編、鎌鼬の夜編、妖怪編など色々用意はされているが、
どれも内容が薄く、面白くもない。特に鎌鼬の夜編のしょぼいトリックや、妖怪編の寒い展開は失笑物である。
更に、キャラクターのボイスがたまに入るという邪魔な要素や、スタッフロールがスキップできなかったり、
既読文章の高速スキップがなかったりと、ノベル系ADVでできていて当然のことすらできないという始末。
おまけに、ピンクのしおりに相当するストーリーが400円という有料DLCなのはあまりにもひどい。
※その後、混浴編は無料になり、内容もコミカルでまあまあ楽しめるものの、魔女審問編は地味すぎる推理物で
ラストもスッキリしないいまいちな出来
名作であった初代かまいたちから2、3、真とどんどんつまらなくなるこのシリーズ。
流石に今の時代、斬新なトリックというのは考えにくいかもしれないが、せめて緊迫感のある展開や恐怖感を
煽るような演出ぐらいは頑張って欲しいものである。