俺的糞ゲーその122『いっき&いっきおんらいん』 | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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※このブログは、独断で決めた糞ゲー(クソゲー)を処刑し、良ゲーを褒め称えるゲーマーのためのレビューブログ(たまにゲームと関係ない話あり)である

いっき
いっきおんらいん
スペランカーと肩を並べるほど有名なこのファミコンゲーム、糞ゲーである。
このゲーム、百姓一揆を一人や二人で起こすという設定はまーいいとしても、基本ルールがつまらない。
このゲームのルールは何と、マップ内にある小判を8枚集めるだけなのである。
しかも、敵の忍者は至る所にランダムで出現する上に、プレイヤーは一撃死で攻撃方向を選べないため、
敵が2体以上いる場合などは先に倒したい敵を倒せず、すぐに死ぬことになる。
他にも、竹やりを取ると弱くなったり、腰元がまとわりついて移動速度が落ちたりと、うざい要素が満載である。

そしてこのゲーム、25年を経て、遂にPS3でオンライン対応となって復活した。
最大12人まで参加でき、小判の奪い合いや武器で戦うデスマッチを楽しむことができ、
小判の場所が分かるレーダーが付いたり、攻撃方向を決められるようになるなど、システムも改善されている。
しかし、そこはいっき。やはり糞ゲーである。
相変わらず一撃死の上、攻撃方向を決められるようにはなったのだが、近くに敵がいる場合はやはり自動で方向を
合わせられるため、特に対戦では攻撃ミスがなくなり、駆け引きもなくすぐに死ぬ。
更に、マップが広くなって移動が面倒になり、俵を運ぶつまらないステージが加わったり、
忍者を100人倒す作業ステージが加わったりと、むしろファミコン版よりつまらなくなっている。

サンソフトは昔からアトランチスの謎や東海道五十三次、ギミック!など、やたら難易度が高く、
操作性も悪い糞ゲーだらけの会社だったが、やはり25年経っても進歩はないようである。
しかし、こんなゲームでも、ファミコン時代は100万本近く売れたというから、あの時代の企業は
幸せだったと言えるだろう。現代は、ユーザーの目が肥え、ネットですぐにゲームの出来がバレるため、
売り逃げは厳しくなっているが、逆に人気が出れば口コミも広まりやすく、売り上げにも即繋がる良いチャンス
であると言えるかもしれない。