結局、Wiiとは何だったのか? | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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※このブログは、独断で決めた糞ゲー(クソゲー)を処刑し、良ゲーを褒め称えるゲーマーのためのレビューブログ(たまにゲームと関係ない話あり)である

4年前、任天堂が自信満々に「Wiiは新世代マシーン!Wiiリモコンは新しいゲーム体験を提供する!」
と言い放ち、購買意欲を刺激するCMの多用で一気に据え置き機のトップに躍り出たわけだが、
結局はザビックスのパクリ、ということもあり、楽しんだのは新規層だけで、ゲーマーにとっては何の新鮮さも
なく、結局、斬新なゲームは生まれることはなかった。

当初の予想通り、ドラクエソード、ソウルキャリバーレジェンズのように、Wiiリモコンを意識して作った糞ゲーが
あふれ出し、ゲーマー達は、新しいWiiのゲームが発表された時、まずクラコンでもプレイできるのかを確認する、
というハラハラドキドキの体験を味わった。

そして、スマブラXの発売。Wiiにようやくまともなゲームが誕生した瞬間だった。
WiiだからといってWiiリモコンを使う必要はない。ゲームキューブの上位機種として、従来通りゲームを出せばいい。
ゲーマー達はそれを望んでいた。
しかし、任天堂はその思いをことごとく粉砕した。ワリオランドシェイクではWiiリモコンをシェイクさせ、
街へいこうよ どうぶつの森ではポインターで操作させ、NEWマリオではリモコンの振りを強要した。
その上、Wiiリモコンはもうどうでもいいかのように、WiiFitを発売。
Wiiリモコンは性能が低すぎたのでWiiモーションプラスを発売。もはや、任天堂のやりたい放題であった。

しかし、現在、PS3市場は勢いを取り戻し、Wiiブームは過ぎ去り、Wiiはゲームキューブ末期の様相を呈している。
今年出るWiiの新作は、単なる焼き直しのマリオギャラクシー2は別として、
チームニンジャ開発のMETROID OtherM、ゼノサーガスタッフによるRPG、ゼノブレイド、
坂口の新作RPG、ラストストーリーなど、ゲーマー向け大作が揃っている。

ゲーマー層の少ないWiiに危機感を覚えた任天堂は、色々なサードに呼びかけ、開発資金を提供し、
ある程度のゲーマー向けタイトルを揃えた。
だが、すでに罪と罰、タクトオブマジック、斬撃のREGINLEIVが爆死しているように、これらも爆死するのは明白だろう。
そもそも、糞ゲー、ゼノサーガのスタッフと、糞ゲー、ロストオデッセイの坂口に、今更何を期待しようというのか。
ドラクエ10が一応発表されているWiiだが、出たとしても2、3年後。他機種に移行する可能性もある。
ゼルダももはや人気はなく、カービィWiiは音信不通。発表だけして、次のハードに移行するのはいつものやり方だ。

結局、Wiiとは何だったのか?
『昔流行った健康器具』
10年後、Wiiはそんな風に、人々に語り継がれるだろう。