先日、韓流ドラマを見ていたら「心情」という言葉が出てきた。



その瞬間、過去の忌まわしい記憶が蘇った。



あれは、4回目の離婚&婚姻費用調停の時だった。



元夫は婚姻費用を決めるために必要な確定申告書を出せと言われても、意図的にそれを無視し続けていた。

その結果、婚姻費用が決められず、9ヶ月も未払いの状態が続いてた。



そんな中、息子の大学授業料の支払いが迫っていた。



婚姻費用の仮払いもしない元夫に対して、せめて授業料の一部でも負担してもらいたいと主張した。



しかし、

元夫は驚くべき言葉を口にした。



『心情的に払う気になれない。』

『支払いは拒否します。』



調停委員が「息子さんのことは別と考えて出してあげたら」と説得してくれたそうだが、頑としてびた一文出そうとしなかった。



出さなかった。



生活費を止めた時点で無責任なのは分かってたが、改めて、元夫の無責任さと冷酷さに呆れ果てた。



不倫して、それが発覚したら生活費を止めて、不倫相手のもとに逃げたくせに、どんな「心情」があるのやら。



被害者面して厚かましい。



それ以来、私は「心情」という言葉に対して非常に敏感になった。



「心情」という言葉を聞くたびに、元夫の無責任さと冷酷さを思い出す。