離婚&不倫慰謝料請求の裁判が始まる時、裁判が終わるまで髪を切らないと決めた。
黒髪に込めた怨念
裁判は予想以上に長引いて、2年6ヶ月もかかった。
2年6ヶ月の間、決めた通り髪を切らなかった。肩にかかる長さに達した時は、毛先が跳ねるのが鬱陶しかったが耐えた。いつもなら切ってる。
裁判が終わった時には、刈り上げ寸前のショートだったのが、肩甲骨の下ぐらいの長さになっていた。毛先を揃えにも行かなかったので、傷んだ毛先が汚い。
裁判が終わってスッキリ、スッパリ切ろうと思ってた。が、長年生きてきてこんなに長く伸ばしたことないから切るのがもったいなくなった。
切るの止めた。もっと伸ばす。
もう少し長くして、若かりし頃憧れた縦ロールにしようか、ゴージャスな盛り髪にしてみようか
長くなった髪に夢が広がるが、、、
この髪が華やかなスタイルになるまでは、裁判が終わるのを待っていた怨念の長い黒髪って感じか。
そして、長い黒髪は元夫への怨みを生き生きと語りかけている。