草津塾が主として支援してきたこの授業は 昨年より授業場所も変え学校が中心となって取りまとめをしてくれ今回は2回目。
担任の先生と地域協同学校担当の先生が中心となり草津塾はじめPTA、民生委員 地域通学見守メンバー等多くの協力者と調整をしてくださり実施できた。

昨年同様2日間にわたり2クラスづつ各8班に分けて支援者と生徒が一緒に行動した。
草津塾は河川の危険個所表示や河川に入れるメンバーは班に属し一緒に生き物探しを指導し説明。 終了後班内で
今年は学校からの希望で水の透視度測定が加わり機器を準備し体験してもらった。

初めて川に入って生き物と触れるこどもが大半。
注意事項説明後、川に入るとあちこちで網の中に生き物が取れても取れなくともつい声が出てしまう。
ここの場所は浅くすこし流の早い場所や膝近辺の深みもあるので生き物は多め。各班とも支援者の指導もあり思いのほか生き物が捕獲された。
25cm近くのアユが深みでとれたのには皆驚く。こどもたちはこんなまじかで自然のアユに触れられることのすばらしさを感じたことだろう。
ブラックバスは多かったがブルーギルは小さいのが1匹、ザリガニ ミシシピーアカミミカメはここの流域ではあまり見かけない。
残念ながらタナゴの種類は見当たらない
最後に生き物を川に戻すにあたりこどもたちの手でブラックバス稚魚 ザリガニ ブルーギルの特定外来種を分別した。
地域の人たちと実際に川に入り生き物に触れるこの感激はいつまでも忘れないと思う。
最後に取れた生き物の説明からと言う事で 「獲れたアユについて」、「用水路におおくいるタガヤシ」 「最近いなくなったタナゴ」について説明。
さらに協力してくださった支援者の一人が小学校1期生卒業生の方がいた。
急遽お願いし小さいころ水が入り始めた葉山川でどんな生き物がいたかの話をお願いした。

子どもたちも真剣にメモをいてくれた。
笠縫東小学校の地域と一体となった体験学習授業はこのような形で今後も継続されてゆくでしょう。

獲れた生き物 昨年比