長寿なVega DDR4の帯域による制限
ここからVegaは2018~2023と約6年続いたAPUとして使われた。
Ryzen2000、3000、4000、5000と4世代に渡って使われた。
同じVegaでも地道に改良!
この間、最適化により同じVegaでもDDR4の帯域向上により
性能を上げている。(DDR4-2933→DDR4-3200)
コアの周波数を上げて、ユニット数を減らしてでも
性能を上げている。
DDR4の帯域でRDNA系列を導入しても意味ないという
判断だった可能性が高い。
Ryzenの対応メモリの推移DDR4-2666→3200
Ryzenの初代(ZEN1)はDDR4-2666でスタートしていて、
2代目(ZEN+)でDDR4-2933、3世代目(ZEN2)で最終形のDDR4-3200に対応している。
APUはメモリ帯域が特に重要視されるし、
時期的にZEN+と同時期だったので、
DDR4-2933からスタートしている。
DDR5採用でRDNA系列の採用、RDNA3はVega並に長寿?
DDR5になったRyzen6000のRembrandt以降はRDNA2の採用、
Ryzen7000ではRDNA3が採用された。
こちらはDDR5-4800スタート。
デスクにも2024年1月に8700GというRDNA3採用のAPUが投入された。
こちらはDDR5-5200スタート。
今後、歴史が繰り返されるのか、
RDNA3系列のAPUがしばらくVega並に使われれる可能性が高い。
APUが駆逐するゲーム向け単体グラボ
DDR6になれば、
またAPUも新しいアーキテクチャーが採用されるのだろうか。
DDR4世代でHD(1K)、DDR5世代でフルHD(2k)のゲームができるようになっているので、
DDR6世代ではほぼAPUだけでゲームができそうな状況になっている未来もある。
DDR5世代では一部フルHDゲーミングができないものがある。
DDR6世代でも4kは難しそうであるが、
どうなるのだろうか?
フルHDはほぼ全てできるようになるだろう。
インテルの内蔵GPUも大幅に強化されてきており、
AMDと切磋琢磨しているので、こちらもおもしろそう。
GPUメーカー、nvidiaはAI向けに着力していて、
ゲーム向けはあまりやる気がない。
ゲームはAPUや内蔵GPUでやってくれということなのだろうか。