最近、大切な祖母(または祖父)を失くしてしまいました。結婚して家を出ていたため、一緒には暮らしていませんでした。

この状況で、私たちが「喪中期間」にあるのかどうかについて、色んな所で意見が分かれています。ネット上の情報には喪中だという話もあれば、そうでないという話もあり、どちらが正しいのか迷ってしまいます。

こんな状況に直面しているあなたに向けて、「祖父母と離れて住んでいるけど喪中期間に含まれるの?」という疑問に答えていきましょう。

 

 

 

 

喪中期間とは「関係性や状況」ではない



喪中になるかどうかは、故人とどれだけの近さだったか、結婚して家を出ているかどうか、一緒に住んでいたかどうか、母方か父方かといった条件は一切関係ありません。

大事なのは、家族を亡くした辛さをどう乗り越えていくかです。それは完全にあなたの心次第です。

例えば、もし祖母(または祖父)を亡くしたことが心底辛く、新年を迎えても「おめでとう」と言う気持ちになれない場合、それは喪中です。

たとえ高齢で天寿を全うされた場合でも、失った寂しさは変わりません。離れて暮らしていたり、結婚していたりするとはいえ、悲しみから立ち直る時間を大切にしてください。

一方で、祖母(または祖父)を亡くしてから時間が経ち、悲しみが癒え、お正月に「おめでとう」と言われたら素直に返せるようになったら、それは喪明けです。この時点で年賀状を送ってもいいでしょう。

重要なのは制約や他人の意見に流されず、あなた自身の心に正直になることです。

 

 

まだ悲しんでいる自分がいるなら、それは喪中です。自己の感情に従い、自分で喪中かどうかを決めましょう。

 

 



 

 

 

まとめ

 

 

 



身近な人を失い「祝事や活動に心が向かない」期間は喪中と言えます。悲しみが少し癒え「何かを始めよう」と心が動き出したら、それが喪明けのサインです。自分を無理に押し立てる必要はありません。マナーガイドや他人の言葉に惑わされず、悲しみを受け入れてください。 

 

 

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