東京ドームでスポーツ観戦やライブ、イベント参加を経験された方は少なくないでしょう。こうしたイベントでは長時間滞在することが多く、その際にはトイレの利用が避けられません。
ただ、多くの人が集まるため、トイレの列が気がかりですよね。では、東京ドームのトイレの待ち時間は一体どうなっているのでしょうか?また、トイレの個室の数はどれほどあるのでしょうか?
今回は、東京ドームのトイレ事情について調査し、その結果をご紹介します。
東京ドームのトイレの待ち時間
大規模イベントが開催される東京ドームは、約4万から5万人を収容できます。これだけの人が集まれば、トイレは必然的に混雑します。トイレの待ち時間を知っておくと、イベントをよりスムーズに楽しめるでしょう。
男性用トイレに関しては、具体的な待ち時間は明らかではありませんが、小便器の方が回転率が高いため、女性用トイレに比べれば待ち時間は短いと考えられます。しかし、個室の数が限られているため、大を済ませる場合は待ち時間が長くなる可能性が高いです。
また、女性ファンが多いアーティストのコンサートの場合は、男性トイレの一部が女性用に転用されることがあり、男性の利用可能なトイレが限られてしまうこともあります。
女性用トイレに関しては、東京ドーム側が利便性の向上と待ち時間の短縮を目的に、近年トイレや洗面所を増設しました。増設前は1時間の待ち時間があった場所が、現在は約30分待ちとなっていますが、それでもまだ長い時間を要することがあります。
これらの待ち時間は参考値です。トイレを利用する人の数やイベントによって変動するため、実際にはもっと待つこともあれば、予想より早く利用できることもあります。
また、イベントの時間帯によっても混雑の度合いは変わり、例えばあるコンサートでは開演30分前は40分以上の待ち時間が発生している一方で、開演50分前では10分程度の待ち時間で済んだことがあります。
東京ドームの公式ウェブサイトでは、ドーム内のトイレの混雑状況を確認できるシステムが提供されています。この情報を活用して、より混雑していないトイレを選ぶことをおすすめします。
トイレの個室数
東京ドームのトイレの個室数についても気になるところです。エリアごとにトイレの個室数を確認してみました。
内野1階では、男性用トイレが13室、女性用トイレが103室、共用トイレが11室設置されています。内野2階には男性用13室、女性用57室があり、外野エリアでは男性用16室、女性用26室が確認できます。さらに内野4階では、男性用23室、女性用93室が利用できます。
これを見ると、男性用に比べて女性用トイレの個室数が多いことがわかります。ただし、共用トイレは内野1階にしかないため、その利用を考えている方は注意が必要です。
トイレの待ち時間が長くてがまんできない時の対処法
トイレで待ち時間が長く、我慢できないほど急を要する場合は、以下の対策を試してみるとよいでしょう。
- イベント前にトイレを済ませる: 会場に到着したら、まず最初にトイレを済ませておくのが基本です。
- 休憩時間を避ける: みんなが一斉にトイレに行きそうな休憩時間を避け、イベントの途中でさっと行くと空いていることが多いです。
- スタッフへの相談: どうしても我慢できない場合は、イベントスタッフに状況を説明し、優先して使用できるか尋ねます。
- 近場のトイレを探す: 会場の外や周辺施設にもトイレがあるため、そちらを探してみるのも一つの手です。
- 混雑情報を確認する: スマートフォンなどで、トイレの混雑状況をリアルタイムで確認できる場合があります。事前に調べておくことをお勧めします。
- 移動トイレを利用する: 大規模なイベントでは移動式トイレが設置されていることがあるので、そちらを利用することもできます。
- トイレトレーニング: 日頃から定期的にトイレに行く習慣をつけることで、急なトイレの必要性を抑えるトレーニングをすることも効果的です。
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ポータブルトイレを探す: 大規模イベントでは、ポータブルトイレが設置されていることがありますので、そちらを利用するのも一つの方法です。
いずれにせよ、外出時はトイレの利用が予測しづらいため、余裕を持って行動することが大切です。緊急時には冷静に対応しましょう。
まとめ
東京ドームのトイレはイベントによって混雑することが多いですが、タイミング次第で待ち時間は大きく変わることがあります。男性用トイレは小の場合は比較的スムーズに利用できますが、大の場合や女性用トイレの場合はかなりの待ち時間が予想されます。また、特定のイベントでは男性用トイレの供給が減ることもありますので注意が必要です。
事前に東京ドームのサイトでトイレの混雑状況をチェックして、スムーズなトイレ利用を心がけると良いでしょう。余裕を持ったトイレタイムをおすすめします。