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くさもんのブログ

うわさのブログというものをちょっとさわってみました。

日々のことを徒然なるままに。

6/24(土)と25(日)は、広島のサウンドクルー邸にお邪魔した。


現在のサウンドクルー邸には、来訪者に公開しているオーディオ部屋は2部屋がある。
1階の部屋と3階の部屋ね。

1階は超正統派?なオーディオ部屋で、昔からサウンドクルーさんご自身のリファレンスとなっているお部屋。
対して、3階はひたすらに高音質を求めるのとは違い、何と言うか、肩の力を抜いて楽しめるようセッティングされたお部屋。
今回は3階から聴かせていただいたのだが、これが凄かった。


ここでちょっと脱線する。

このクソ日記はオーディオに毒されていないカタギの方々も見ているかもしれないので、分かりやすくするため敢えて文字数を割いて、基本的な内容をおさらいしておきたい。


「生演奏」でも、ガチのオーディオやお手軽なCDラジカセの「機器再生」でも、「音楽鑑賞」という意味では同じだ。
そのため、機器再生について語る際に、生演奏を例えに用いることも少なくない。

それ自体は別にいいのだが、ただ、生演奏と機器再生では違う箇所も当然ある。
そのひとつに「音声合成」がある
(この呼び方は、ここで自分が勝手に付けたものね)。


例えば、人が歌う場合、大抵はステージの真ん中に立っている。
このため、ヴォーカルの声はステージの真ん中から聴こえてくる。当たり前だ。

一方、オーディオでは、二本のスピーカーは右斜め前と左斜め前にしかなく、真ん中には無い
(映画などのセンタースピーカーは別として)。
それなのに、ヴォーカルの声は二本のスピーカーの間、すなわち真ん中から聴こえてくる。
なんで??

これは、左右のスピーカーから等しくヴォーカルの声が出ているから。
人間の耳は、二か所から全く同じ音が全く同じ音量で聴こえた場合、その中間点から音が出ているよう錯覚する(脳内で処理する)。




また、ヴォーカルがステージの右側に少しだけ歩いた場合、当然右斜め前から声が聴こえるようになる。
機器再生でこれを再現するには、左右のスピーカーから出ているヴォーカルの音量を調節する。
今まで左右のスピーカーで5:5だったものを、左スピーカーからは3、右スピーカーからは7とかにすれば、ヴォーカルがやや右に移動した様子を再現できる。


 

これを応用して、物理的には二本しかないスピーカーから、ヴォーカル・ギター・ベース・ドラムみたいな4人編成、果てには合唱などの数十人単位での編成も、それぞれの位置関係含めてきちんと再生できるわけだ。



ただ、これも弱点がある。
真ん中から聴こえてくるヴォーカルの場合、自分が左スピーカーの近くに立つと、ヴォーカルも左側から聴こえてしまう。
ヴォーカルが本来居るであろうステージの真ん中(=左に移動した自分から見れば右斜め前)から聴こえるのではなく、左スピーカーから聴こえるようになってしまうのだ。
これは、右スピーカーより左スピーカーのほうが近くなったので、左スピーカーからのヴォーカルのほうが強く聴こえる。そうなると右スピーカーからの音は脳内で左側によってマスキングされてしまうためだ。




以上のように、「音声合成」というのは、たった二本のスピーカーでどんな編成の演奏も再現できる一方、非常にデリケートでもある。
自分たちオーディオ馬鹿が、スピーカーの位置(角度・高さなど)や、自分自身の座る位置、音が反射する壁の条件などなど・・・に心血を注ぐのもそのためだ。
逆に、生演奏では、隅っこの席でもそこそこ普通に演奏を楽しめてしまうことの裏返しでもある
(中央付近に越したことはないけど)。


なんでこんなことを改めて書いたのかと言うと、次の日記の前提知識になるからだけど、もうひとつ、世の中にはこれを理解していないオーディオマニアもいると最近知って、結構ドン引きしたからだ。
Facebookのオーディオ系の某コミュニティで、自分よりオーディオ歴も機器のクオリティもずっと上であろう人が、これを全く理解していないであろう持論を振りかざしていた。別の人が上記うんちくを簡略に説明しても、まったく理解してくれなかった。


そういう人はマジで滝にでも打たれてらっしゃい。
オーディオマニアを名乗るなんておこがましい。
電気回路図と楽譜が読めない自分とおなじくらいおこがましい!
・・・あれ??






近くに手ごろな滝が無いので、画像でご勘弁ください・・・。


次こそは実際の試聴記に入ります。