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くさもんのブログ

うわさのブログというものをちょっとさわってみました。

日々のことを徒然なるままに。

3/15(土)は、広島のT先生のお宅にお邪魔した。




前回


実は、このクソ日記の1つ前の記事でもT先生邸のことを書いたばかりである。
と言うのも、前回はお邪魔してから8ヶ月経ってからのクソ遅筆、今回は心を入れ替えて僅か数日のうちに書き上げるという違いのため、訪問した時期は約9ヶ月とそれなりに間があったものの、記事としては図らずとも2回連続となってしまった。

さて、この9ヶ月での違いだが、さすがに大きな違いはなく、主な変更点はDACの電源部の強化とのこと。
一部のコンデンサが調子悪くなってしまったとかで、交換するついでに種類も変更(フィルムコンデンサ)したとか。

この音の変化が、フィルムコンデンサにしたからか、おかしかったコンデンサをまともなものに交換したからか、どちらによるものかは正直分からないとT先生ご自身も苦笑いされていたが、出てきた音は一言で言うと落ち着きの増した、というより自分的には「しっとりとした」という表現が合うものだった。
また、前回感じた、スピーカーの持つ煌びやかかなキャラクターがより前面に出てきているとも感じた。

よく、オーディオ機器を自作する人は「抵抗やコンデンサ1本で音が変わる」とか言うが、先生も今回はそんなことを何度か仰っており、9ヶ月ぶりに聴かせていただいた音は確かにそうした違いを感じさせてくれるものだった。


さて、今回聴いたのはこんなCD。

スタジオジブリの歌 -増補盤-


3曲目「となりのトトロ」を再生。
自分の中では「音質は悪いが、そんなことを気にせずに半ば無理やり楽しい気分にさせてくれる曲」という認識だったが、決して音質の悪さを感じさせることなく、80年代当時の音作りを楽しめるという、何と言うか「オーディオ的に積極的な聴きかた」が初めてできた。


銀河鉄道999 主題歌・挿入歌集


自分のクソ日記に出るのは久しぶりのコレ。
12曲目の「青い地球」。
ささきいさお御大の声がストレスなく出ており、喉のビブラートも非常に美しく表現されていた。


変わったところでは、ウィリアムス浩子の歌う「Danny Boy」と、田中民江が歌う同曲の聴き比べとか。



ウィリアムス浩子はオーディオ界では有名だが、田中民江氏は、実はT先生や自分が入っているオーディオサークル「ASC」の会員でもある(って、自分はまだお会いしたことないけど)。
そしてなんと、ウィリアムス浩子のお弟子さんだそう(本業はお医者さん)。

※上記CDも持ってはいるが、この日実際にかけたウィリアムス浩子の「Danny Boy」は、こちらの付録CDに収録されたもの。
オーディオアクセサリー No.157(2015夏)



師弟対決じゃーー!とか一人で盛り上がったけれど、歌いかたも伴奏楽器もCDとしての音作りも思いっきり違うので、対決になりませんでした(当たり前だ!)。
それぞれの良さがあるということで。



今回ちょっと参考になったのが、プリエンファシスCDの扱いかた。
リスナーの脇に5~6枚のCDが並べられており、その各CDの下にはCD-Rが挟まれている(写真では見えないけれど)。



この並べられたCDとCD-R、何かと聞くと、プリエンファシスCDと、それらに対しあらかじめディエンファシスを掛けたコピーCDだという。

冒頭や前回の日記にも書いた通り
、T先生のDACは自作。
DACにディエンファシス機能を付けると、超厳密なことを言えば余計な回路が増えるぶん音質は悪くなる。きわめて数が少ないプリエンファシスCDのために、それ以外の数百枚はあろう手持ちCDの音質に影響が出るのを良しとせず、先生は作られたDACにディエンファシス機能を搭載しなかったのだそうだ。
その代わり、そのごく少数のプリエンファシスCDについては、パソコンで事前にディエンファシス加工をしたものを別途用意しておき、ご自宅での試聴時はそのCD-Rを再生する。

そして、もし万が一未知のプリエンファシスCDを再生した場合も、少なくとも「知らずのうちにディエンファシスしないままの甲高い音を聴いている」なんてことが無いよう、DACに検知ランプを搭載している。



つまり、このDAC「プリエンファシスを検知はするがディエンファシス処理は掛けない」
この、言ってみれば中途半端な対応は自作DACだからこそできる技で、上記のCD-Rも含めて、プリエンファシスCDとどう向き合うかと言う運用方法をきちんと確立されていた。
自分も、プリエンファシスCDには結構な期間苦しめれた経験があり、今は自分なりの運用方法を確立できてはいるが、当然ながら環境や考え方が違えば運用方法も変わってくるのがおもしろい。

試しに、自分もT先生の運用方法を真似たらどうかなと考え(もっとも、使用しているDACはディエンファシスが自動で働くので、この時点で真似ることはできないのだが)、持っているCDのリストを確認してみた。
結果、現在の手持ちのCD約830種類のうち、プリエンファシスCDは84種類。1割以上!?なんだこのプリ率の高さは(汗)!
そんな枚数のCD-Rを作る気力などなく、即挫折した・・・。



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T先生の音はいよいよもって完成の域に来ているようで、ご本人も「そろそろネタがない」とか仰るようになってきた。
自分なんかが更なるブレイクスルーなネタを提供することはできないが、重箱の隅的なネタとしては、数日前に買って効果がやばかったクロックケーブルでも持参しようかな?


ただまぁ先生のことだから、またネタを探してくるに違いない!DACのチップが変わっていたりとか(笑)。


T先生、今回もありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします!