
機会あるたびに遊びにおいでと言っていただいていたにもかかわらず、今回うかがったのは実に4年弱ぶり。
すみませんでした、でもようやくお邪魔できた!
というわけで、あたかも初めて伺ったようなレポートになってしまった(汗)。
本当に数多くの機材を試されているオルフィさんだが、今回伺ったときの構成はこんな感じ(メーカー名 / 型番)。
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CDトランスポート
dcs / Scarlatti Transport
D/Aコンバータ
dcs / Scarlatti DAC
アップサンプラー
dcs / Scarlatti upsampler
クロック
dcs / Scarlatti clock(2台) ほか

プリアンプ
(未使用)
パワーアンプ
LUXMAN / MB-300 (モノラルのため2台)

スピーカー
musikelectronic geithain / ME160

クリーン電源装置
たくさんありすぎて割愛(おい!)。
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音は、とことん濁りがない澄み切りっぷり!
ワイドレンジとか迫力とか、そういうのももちろんあるのだけれど、何といっても音色の美しさが目を、いや耳を引く。
一見過剰に見えるルームチューニング材も、音が不自然に回り込んだりデットになったりすること無く、ひたすら自然に仕上がってるのはすごいと思った。
よく壁が消えたなんていう表現を見るけれど、それって実際はなかなか無くて、壁どころかスピーカーの外側に音が広がることすら難しい。それが、このお部屋は横幅の狭さを全く感じさせない。
まあ、音については他の方がたくさん書かれているのでやめておこう。
個人的に印象に残ったところをかいつまんで書き残しておきたいと思う。
■このCDをいかに鳴らすか
オルフィさんもこーた66さんもWEISSの機器をお使いorお使いだったことがあり、話のネタにWEISSお墨付き(?)の高音質CDとやらを持ち込んでみた。
Audiophile Jazz Prologue III

最初のお二人の評価は散々なもので、製作現場に明るいオルフィさんなんかは音をいじりまくって何とかよく見せようとしているのが見え見えだ、なんて話だった(自分もそれは若干感じていた)。
ただ、ここでこのCDはダメだと投げ捨てないのがオルフィさん。
電源ケーブルやデジタル伝送方法をあれこれ何度も変え、ひたすら試し、しまいにはかなり心地よく聴けるレベルにまで持っていった。
身も蓋もないことを言うと、これがソース本来の良さを引きずり出したのか、それともこのソースにうまいこと合うようにチューニングしたのか(大きな意味ではイコライジングとも言えなくもない?)、自分のクソ耳では分からない。
半々くらいなのかな??
一応自分のスタンスは、人の粗を探すのが好きな便器にこびり付いた汚れのような人間なので、音楽(ソース)のいいところも悪いところもあぶり出しにしたいつもりではある。そういう意味だと、そのCDがよく鳴るように能動的にチューニングするのは自分のアプローチとは完全には合致しないかもしれない。
まぁ当たり前だ、趣味だから100人いれば100通りのやり方があるし。
でも、あきらめずに何とか鳴らしてやろうという執念というかスタイルというか・・・。そういう概念的な面がとても印象的だった。
このCDはより高音質を謳っている限定版(?)もあるのだけれど、もし購入されましたらぜひまたお聴かせください(笑)。
■どこで見つけてきた
クロックにも研究の余念が無いオルフィさん。
手前に置いてある青い機材もクロック関係だそうだ・・・って、これタイムサーバーじゃん!!

タイムサーバを簡単に説明すると、世の中にごまんとある「サーバー」と呼ばれるパソコンのお化けたちは、自分の中の時計がきっちり正確であることが大前提。
で、世界に数えるくらいしかない時間を司る神様みたいなサーバーに、インターネット経由で定期的に接続して時刻の正確さを保つ必要があるのだけれど、その窓口になるのがこのタイムサーバ。それなりの規模のシステムになると必ず1台か2台は設置してある。
仕事柄、いわゆるサーバールームで見たことは何度もあるけれど、一般家庭で、しかもオーディオ用に使うのを見るのはもちろん初めてで、どこで見つけてきた、というか何でこれを使おうと閃いたのか(笑)。
もちろん、単に奇をてらったわけではなく、これをつないだ時とそうでない時の違いもしっかり確認させてもらった。
本来はオーディオ用途ではないのでスイッチング電源を使ったりと貧弱な造りも目立つが、それだけにオルフィ流のチューニングを施したらどこまで化けるのか非常に楽しみだ。今ですらこの効果だもんね!

これ以外もこんなのはたくさん。グランドピアノの車輪受けをインシュレーターに使ったりとか。

■かわいそう
いろいろな独自の研究・発見をしているオルフィさん。もちろん超能力者ではないので、名誉の失敗もエジソンばりに多い。
で、いろいろ残念なアイテムを買ってしまうこともあり、というかきっちり検証しないと説得力がないということなのだろう。地雷臭プンプンのものも敢えて買って試す。先入観であれこれ言わずに自分の耳でしっかり試す。
ただ、そうなると不要な残念アイテムも増えてくる。
当然貧乏人な自分の反応としては「ヤフオクで売っちゃいましょうよ」なのだが、かえってきた意外な答えが「(あまりに残念すぎるものは)落札した人がかわいそうだから出品できない」。
なんだこの聖人は。
自分には、正直とても真似できない。
傷があるとかの状態やメーカーの謳い文句をそのまま書けば、自分にからすれば客観的な説明になるわけで自分の嘘にはならないから、後ろ髪引かれることなく売っちゃう。
ただ、そういう義理堅い考えができるからこそ、ヤフオクや友人への直接売却とかも常にお互いにとっていい結果が生まれて、次回以降はより多くの買い手が注目するのだろう。
理想的な好循環と思った。
ちなみに、今回紹介していただいた残念アイテムのひとつは、ネット上でも散々な評価で、レビュー記事を書かれた方々の中に非常に親しみを持てるお名前を発見した(笑)。
ついにベールを脱いだ第三のももんが!!・・・って、年齢と経験値的に言えば自分が第三、末席ですねソウデスネ。
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かわいそう以外の2点は、以前からこういうスタイルだったのは知ってはいたが、久しぶりに目の当たりにして以前以上の衝撃を感じるということは、自分もちっとは成長しているのか逆なのか(汗)。
それ以外にもたくさんのネタがあり、公開できないものも無くは無かったけれど、一部について備忘録を兼ねてキーワードだけ書いておく。
・ハイレゾはすごいが、CDフォーマットも追い込めばまだ十分いける!
・今井美樹ですか(笑)
・キチガイレコード
・お前は何を言っているんだ

今回はありがとうございました。
また、毎度ながら駅までの送迎といろいろご馳走になりありがとうございます。
オーディオでもそれ以外でも、またたくさんお話しさせてください!
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