間が空いてしまったけれど、後編。
先述の通り、センタースピーカーを除いても4ペアものスピーカーをお使いのカノン5Dさん。
今回のオフ会では、そのうち3種をお聴かせいただいた。
最初は、唯一の市販スピーカーである「B&W DM601 S2」を単体で聴かせていただいたあと、「スワン・ザ・バスレフ」にバトンタッチ。
「B&W DM601 S2」と「スワン・ザ・バスレス」との比較試聴。
全体的なまとまりとしては、やはりB&Wが上手。
低域は量感では劣っているものの、締まりはあり、何と言ったらいいのかな、超低音までしっかり出ているのがそのまま縮小されたような。
スワン・ザ・バスレフは量感はあるものの、一定の帯域以下はすぱっとカットされているように聴こえた。
一方、高域はB&Wはぐいぐい攻めてくるタイプで、人によってはかなり好きなサウンド。
自分は、スワン・ザ・バスレフの迫力が無いかもしれないがきわめて自然な鳴りっぷりが好きだった。
女性ヴォーカルが引っ込む感じはあるが、それでもこの素朴さは好き。
ちなみに、今回は低音を主にTAD制作のこのディスクで確認。
7曲目の「竹田の子守唄」の途中のドーン!なんか、システムを弄るたびに新たな発見がある。
ここしばらく聴いていなかったけれど、最近ちょっと見直し中。
女性ヴォーカルは最近のお約束のウィリアムス浩子ちゃんのほか、
カノンさんもお持ちだったのでARIAのサントラ(25曲目のRainbow)など。
ARIAは、アップサンプリングしたハイレゾ音源もUSBやNAS経由で聴かせていただいたけれど、ネイディブハイレゾでないためか、CDのほうがよかったかな・・・。
漢・カノン5Dが晴れの場でTPOわきまえず流したという伝説のCDもお聴かせいただいた。
音質を吟味するにはちと厳しいソースな気がした・・・・・・(汗)。
で、しばらくスワン・ザ・バスレフで聴いたあと、Fostexユニットを使用した自作SPに変更。
音のきめ細かさ・音の広がりがまるで違う!!
低音も、スワン・ザ・バスレフのようにカットされてしまった感はなく、必要十分な量。
総合評価でぶっちぎりだった。
カノンさんのキャビネットづくりの腕前があってこそだけれど、ペア約15000円のユニットでここまでの音がでるのか、恐るべし・・・。
とまぁ、スピーカーシステムによる音の違いをたくさん楽しませていただいたのだけれど、それに負けないくらい面白かったのが、最後のFostexでちょっとした音の変化の実演。
まず、写真のユニットがついている部分は実は脱着可能で、首と頭の間に板を挟むことでボディに音が回らなくなる。
その結果どう聞こえるのか。
当然、ボディで低音を増幅できなくなるのでスカスカな音になるのだが、それでも低音は完全なゼロじゃない。で、そのごくわずかな低音がとてもクリアで美しいのなんの。当たり前だがボディで増幅させるとその分の音は濁る。
低音が皆無になることと音の純度が増すことは頭では分かっているのだけれど、実際に瞬時に切り替えて耳で実感できると理解の度合いが違う。
あとは、背面の開口部を、フルオープンではなく真ん中が空いた板で蓋をする。つまり、絞ってやると音の締まりがまるで変わってくる。
バックロードはラッパ口というイメージがあるのだけれど、これはとても面白い変化だった。
どちらも、スピーカーを自作されている方やある程度耳の良い方なら分かり切ったことだけれど、自分のような元がクソ耳で自作もしない人間からするととても勉強になる。
コンセントの極性やケーブル・インシュレーターの交換など、プラシーボに近い変化に一喜一憂している一方、こうした基本的かつ大雑把な変化を意外に知らなかったり新鮮な感銘を受けたり。
人間の耳ってホント適当だけれど面白い(俺だけだったりして・・・・・・)。
また次回伺う時も、こうした基本的なレクチャーを物怖じせずどんどんしてほしいなぁ!
今回はありがとうございました。
南関東にいらっしゃることがあれば、ぜひ拙宅にもまたおいでください!








