くさまです。
今日、東日本大震災から11年目を迎えます。
未だ、多くの被災された皆さんが自分の故郷に帰れていません。
僕が担当する関東学院大学の講義に、福島原発事故から避難した浪江出身の学生がいました。
オンライン講義で画像ミュートでしたので顔が見えませんでしたが、だからこそ、率直に思いを聞いてみました。
あの体験をした中で、大学などでは、防災の話(講義)は知らない人が簡単にしてほしくないと言っていました。
経験された人にしか分からないもの、いまだ抱えているものがあるのだと思います。
当時小学生だった皆さんが大学生になり、中学生だった皆さんは既に社会に出ています。
横浜市民になった人も多くいるでしょうし、横浜市役所にも入庁しているかもしれません。
僕もそれをしっかり意識しながら、活動をしていきたいと思います。
そして、今、ウクライナでは百万人単位の皆さんが家を追われ、避難生活を余儀なくされています。
まさか21世紀に、これまでの侵略をリアルに見ることになるとは思いませんでした。
決して許されない侵略戦争です。
横浜市の姉妹都市オデッサでも、既にミサイル攻撃で市民に犠牲者が出ていて、また、海外報道では、ロシアの侵攻がまさに始まろうとしています。
オデッサ市街を守るウクライナ兵(写真はどれもアルジャジーラから)
海岸線に土嚢を積む市民
女性や子供も残って、土嚢を積んでいます。
オデッサ駅で父親と別れる子ども。
本当に、見ていられません。
オデッサ市長から横浜市に義援金の要請があり、僕らも全力でそれに答えたいと考えています。
先日の議会では、オデッサ市への支援金の早期拠出を提案しました。
オデッサ市は、東日本大震災の折には、ウクライナの義援金の取りまとめ役として、多額のお金を送金いただきました。
今は、その御恩を返す時です。
草間事務所でも、平日10時から16時まで、オデッサへの義援金を募集しています。
一刻も早く送らなければならないので、一応18日までとさせていただきます。
振り込みたいという方は kusamatsuyoshi@yahoo.co.jp までご連絡ください。
これから街頭でも募金を募っていきます。
ご協力、よろしくお願いいたします。