くさまです。

 

横浜市、20日発表の陽性者は1131(前週比+292)。累計50177。市内で重症で入院している方は55(前週比+12)、中等症は110(前週比+14)。

 

都筑区は前週比+334の累計2369。過去最多の増加数で、区民の100人に1人が陽性を経験した数字です。

 

保健所がパンク状態の中で、都筑区役所でも多数の陽性者が出て、明日は選挙事務もあり、役所も大変な状態になっています。

 

過去最大の感染状況の中での市長選は大変厳しいものです。

 

おこのぎ八郎の盟友、石破茂元幹事長もセンター北に。

 

IRの是非はもはや争点ではなく、コロナ対策やその他の政策が重要となっています。

 

横浜市長は日本で最大の基礎自治体のトップです。

 

様々な経歴の方が歴代の横浜市長に就任していますが、どなたもその時々の大変厳しい状況の中で、それぞれ決断し、政策を実行し、今の横浜があります。

 

都市の寿命や発展は永遠ではありません。

 

江戸時代、農村だった横浜が200年経たない中でこれだけの発展を続けているのに対し、同じく江戸時代発展していた地方都市は衰退しています。

 

社会党委員長を経験し、革新市長といわれた飛鳥田市長も、僕らが住む港北ニュータウンや地下鉄などの開発をはじめ、6大事業を進めました。

 

先人の皆さんが成長戦略を描き、実行してきた成果を、今の僕らは思いっきり享受しています。

 

日本で最大の基礎自治体としての「豊かさ」のピークを今にしてしまうことだけは避けなければなりません。

 

次の世代に僕らは何を残せるのか、常に僕はそれを考え、横浜市会議員として活動しています。

 

この10年弱、僕らも研究し進めてきたIRは、平成時代末期の日本の都市が選択しうる成長戦略の目玉だったと思います。

 

しかし、米中の経済戦争が本格化し、香港があのような状態になった中での経済安全保障上の課題、また、コロナの影響、市民の理解などを鑑み、今回、僕らはおこのぎ八郎支援と共に、これを取り下げる判断をしました。

 

その瞬間から、僕らの命題は、これからの時代にIRを超える成長戦略を横浜市で描けるかどうかになりました。

 

それができなければ、残念ながら、横浜は緩やかに衰退していきます。

 

税収的にも、経済効果的に、IRを超えるような成長戦略を、今の僕は知りません。小此木候補もまだ持っていませんし、リードしている立民・共産候補の政策には成長戦略はありません。

 

成長戦略は箱モノだけではないと思います。開発以外の分野でどう成長していくかについても、今回の市長選ではまだ議論が足りないです。

 

次の時代を担うぼくらが、経験・人脈豊かなおこのぎ八郎候補と共に、横浜の未来と真剣に向き合い、考えていかなければなりません。

 

時代の転換点という空気を感じています。

 

立民・共産の皆さんは違う意味で感じているでしょうが、僕には危機感と使命感しかありません。これからが本当に大変です。

 

この市長選を、横浜衰退の一歩にしてはなりません。

 

おこのぎ八郎をどうぞよろしくお願いします。