くさまです。

 

昨日の横浜市PCR陽性患者は18人。中等症1、無症状・軽症14人、感染経路不明13。横浜市南部病院でクラスターが発生しているほか、80代の男性が亡くなりました。心不全など基礎疾患があったようです。

 

昨日まではお盆休みの数字ですので、今日の数字が大変気になっています。

 

さて、コロナ禍ですが、今年も3年に1回の現代アートの祭典、横浜トリエンナーレが横浜美術館を中心に開催されています。

 

今年は時間ごとに人数制限を行ったチケット販売を行っていますので、ネットでの事前販売をお勧めします。

 

昨日のお昼に時間ができたので、市役所から電車で1駅、行ってきました。

 

改修中ではなくて、これも作品の1つです

 

「お腹の中の善玉、悪玉」

 

「光の中の怖いもの」

 

「美しい毒と共生できるか?」

 

トリエンナーレといえば、あいちトリエンナーレの「表現の不自由展」が大きな話題となりました。慰安婦像以上に、昭和天皇の写真をバーナーで焼く写真など、表現の自由というより、不愉快さをバズらせて、アンチとしてなんか単純で分かりやすい構成に興ざめた感じです。

 

個人的には、「人が大切にしているものを侮辱してはいけない」という、社会で生きていく上での大前提をぶっ壊しているので論外だと思いますが、それにしても、アンチテーゼが分かりやすすぎて、残念でした。

 

それに比較して、やはり横浜トリエンナーレは、ギリギリのところでしっかり考えさせてくれるところが、かなり乙だと毎回思っています。

 

今回も、本来だったらオリンピック開会中のトリエンナーレで、どんな発信をしてくれるのかと期待していましたが、コロナ禍で観るほうの環境が大きく変わって、なんかポイントがぐるぐるしていますが、例えば、以下の作品も、オリンピックや競技の侮辱までいかず、ギリギリのところで表現している感じがよかったです。

 

 

 

 

自民党議員としてトリエンナーレから受ける刺激や感動を、実は毎回楽しみにしています。こうした自由の気風をこれからもどんどん吹かしていただきたいと思います。

 

 

国内最大級の現代アートの祭典として進化していくためには、様々な努力をしなけれあなりませんが、その1つがエネルギー源だと考えています。

 

トリエンナーレで作家さんたちが様々なメッセージを発信しますが、その環境を支える美術館のエネルギーが化石燃料由来だと、説得力が大きく欠けます。

 

特に環境問題を訴えるものでは、美術館が化石燃料由来だと、メッセージが1週回って、それでも私は矛盾した文明社会が大好きですみたいな、それもそれで乙だと思うのですが、やはりSUGIZOさんみたいに、コンサートも水素でみたいな感じの方が説得力があります。

 

政治が芸術に介入するな!という声は多く聞きますが、政治が美術館の再エネ化に介入するな!という声は聴いたことがありませんので、ここは思いっきり介入して、横浜美術館の3年間にわたる大改修後に期待したいと思います。

 

新市庁舎は今年度100%再エネ化が実現しますが、その前に美術館をどうにかするべきでした。

 

横浜トリエンナーレ、10月までやっていますので、是非!