くさまです。
横浜市、7月8日発表の陽性患者は8(軽症)。累計664人(死亡46、重症4、軽症60、退院538)。感染経路不明3人。10代2人、20代4人、30代1人、50代1人。
市内の高校に通う10代の男子高校生も陽性(濃厚接触者)、生徒は軽症ですが、学校は8日から臨時休校となります。
九州地方の豪雨で被災された方に、心からお見舞い申し上げます。
知っている方々も含め、皆さん必死で頑張っていらっしゃいます。コロナが拡大していなければ、来月には現地に伺おうと思います。
今回の九州豪雨でも、自衛隊や消防のヘリコプターが活躍し、人命救助に当たっています。
産経新聞 産経フォトより
twitterより
今回、八代市(人口12万人)では会地公園の多目的広場がヘリの拠点となっているようですが、この広場が4300㎡あるようです。
また、ネットを確認した限りでは、チヌークのような大型ヘリは着陸していません。この広さでも面積的には満たしていません。
当選以来、大都市における災害時のヘリコプター離着陸に取り組んでいます
テレビでみる被災地では当たり前のように救援物資や支援の自衛隊員がヘリに乗ってやってきますが、そもそも都市部においてヘリが簡単に降りられるのかという疑問がありました。
特に、阪神淡路大震災では、神戸の市街地で多くの場合、ヘリが降下できませんでした。
10年前の3.11、市内は直接的は被害がほとんどなくても、道路は完全に麻痺しました。空からの支援は欠かすことができません。
特に、自衛隊の大型ヘリは、一度に多くの人や物資を載せることができ、大変効果的です。
平成30年7月豪雨における自衛隊災害派遣のヘリコプターの総数900機の中で大型ヘリは140機、北海道胆振東部地震では、大型ヘリ延べ60機が出動しています。
今まで、山本防衛副大臣のご尽力もあり、また、横浜市には陸自OB(将補クラス)の方が緊急対策課長として歴代来ていただいていますので、市内調査いただき、ようやく三ッ沢公園陸上競技場が、災害時には大型ヘリが降りられる場所として指定されました。
が、今回の本会議では、この運用を前進させることができました↓
◆草間議員
災害25年前の阪神淡路大震災の1つの教訓は、大都市で住宅が密集している神戸市では多くの救助ヘリが下りられず、救える命が失われたということでした。
私は1期生の頃から、災害時における大都市のヘリ離着陸に取り組んでおり、消防ヘリの場外離着場は36か所に増え、一昨年には、山本防衛副大臣にもご尽力いただき、市内にある飛行場外離着陸場の中でも、三ッ沢公園陸上競技場は大型ヘリが着陸できるという確認を自衛隊と行っていただきました。
今のところ、自衛隊に大型ヘリが降りられると確認してもらった場所は市内にこの1か所ですが、平成30年7月豪雨における自衛隊災害派遣のヘリコプターの総数900機の中で大型ヘリは140機、北海道胆振東部地震では、延べ60機が出動しています。このままでは大型ヘリが全く機能しません。
そこで、大型ヘリの離着陸場を市内でさらに確保していくべきと考えますが、平原副市長の見解を伺います。
◆平原副市長
災害時に運用される自衛隊等の大型ヘリコプターは、一定規模の面積を有し、障害物等がない場所であれば、事前の指定なく、離着陸可能とされています。
災害時、自衛隊が迅速に活動できるよう、旧上瀬谷通信施設を含め、離着陸可能な場所について、しっかりと調整し、協力してまいります。
本会議の質問調整で総務局と議論したところ、本来大型ヘリコプターに着陸に必要な面積は100m×100mですが、災害時には70m×70mで、降下場所は国交省に許可なく可能ということが分かりました。
地上管制の問題や、避難市民の流入、陸上の障害物の課題などはありますが、飛行場外離着陸場にしなくても、事前に総務局が確認しておけば、かなりの場所が候補地になるはずです。
首都直下の災害は人口レベルが違います。
1つでも多くの命を救うために、できることをしっかりつめていくべきです。総務局、よろしくお願いします。