くさまです。

 

横浜市、6月12日発表の陽性患者は2(無症状)。累計560人(死亡42、重症7、軽症24、退院464)。

 

この無症状の2人は市内の同じ医療機関を受診し、手術前の検査で感染が確認されましたが、感染経路は不明です。


金曜日で区別発生状況も更新されました。

 

都筑区は約1か月ぶりに1増えて累計17になりました。

 

緊急事態宣言解除後、横浜の状況はかなり落ち着いています。

 

議会では第2波に備えた6月補正予算の議論が始まりますが、それに先立ち、昨日は市長記者会見が開催され、概要が発表されました。

 

 

1つの柱は検査体制の強化です

 

横浜市医師会の皆さんのご協力で各地で行われているドライブスルー方式のPCR検査も既に700件近く行われていますが、

 

これに加え、自家用車が無い方や、要介護者の方でドライブスルーPCRを受けられない方のために、往診によるPCR検査が導入されます。

 

往診の取り組みは、既に市内の一部地域でも行われています。

 

また、PCR・抗原検査の自己負担助成(無料化)も行います。

 

PCR検査の場合は5850円(最大)、抗原検査の場合は2232円(最大)を助成し、検査体制の強化を図ります。

 

また、既に市内では唾液によるPCR検査を行っているクリニックがありますが、医療従事者の感染リスクを防ぐため、各医院が行う設備整備について、100万円を上限に助成する、診療所等受診体制整備事業も行います。

 

こうした取り組みは、地域のクリニック、また、病院関係者の皆さんのご協力がなければ実現できません。

 

タウンニュースにも寄稿しましたが、各病院、クリニックの皆さんは対コロナで頑張っていただいているにも関わらず、コロナの不安による病院離れで多くの病院が経営難になっています。

 

 

横浜市でも、市独自5億6000万円の補正予算など、コロナ受け入れ病院への助成を行っていきますが、PCR検査を各病院・クリニックで行うということは、医療従事者の皆さんによっても不安ですし、リスクを伴います。

 

都筑区では、医療従事者の皆さんの大変なご努力により、院内クラスターの報告がありません。

 

これからの季節、熱中症などコロナ以上に心配しなければならない不安も多いですので、皆さん、安心してそれぞれの病院・かかりつけ医に通院いただきたいと思います。