くさまです。

 

5月4日発表の陽性患者は6人(中等症1、軽症5)。累計407人(死亡22、重症23、軽症236、退院80)。

 

クラスターが確認された横浜西部病院で新たに医師1名、看護師2名、放射線技師1名、患者1名の感染が確認されました(同病院で合計46名)。

 

また、70代女性、80代男性が亡くなっていたことがわかりました。ご冥福をお祈りします。

 

僕が留学していたアメリカのインディアナ州(人口約600万人)では、既に約2万人が感染し、昨日時点で1115人が亡くなっています(全米で感染120万人。死者6万9000人)。

 

感染者数には議論の余地が多くありますが、死者数だけ鑑みても、横浜や日本の状況は、これでも世界の都市の中でも飛びぬけて安定していると言わざるを得ないと思います。

 

横浜の感染状況も、院内感染や、高齢者施設感染、そして濃厚接触者からのものと、感染源が限られて、追えるようになってきました。

 

これも恐らくは、緊急事態宣言で、皆さんが自粛いただいた努力の賜物だと思います。

 

そんな中で、政府の緊急事態宣言が5月31日まで延長されました。

 

それを受けて、横浜市立学校の休校も5月31日まで延長になりました

 

 

3月3日から始まった臨時休業、5月末までの約90日に及びます

 

3か月。まさに一生に一度レベルの休業期間ですが、僕ら大人以上に、子供に与える影響は計り知れません。

 

既に様々なかたちでオンライン教育や、TVKの教育番組などの取り組みも行われています。

 

多くの先生方もオンライン教育やTVK番組の為にご尽力いただいています。

 

また、来週可決する補正予算案でも、小中学校の1人1台の市内27万台タブレット配布を5年間でやるところを今年度中にやるという、普通では考えられない取り組みが進んでいます。

 

ただ、子どもたちは勿論、先生方や保護者の皆さんもお感じの通り、今までやってきてなかったことをやってますので、課題だらけです。

 

それら課題は、今後も増え続けます。なぜなら、繰り返しになりますが、今までやってこなかったことだからです。

 

そんな中で、緑区の中学校ではズームを使ったオンライン保護者会を始めた学校もあります

 

https://www.townnews.co.jp/0102/2020/04/23/525229.html

 

タウンニュースに載ってから様々な声が出ていいるようです。素晴らしいという声、余計なことするなという声。

 

コロナ時におけるICT教育の推進を緊急要望した僕らとしては、素晴らしいと絶賛しています。

 

zoomについてもセキュリティはじめ、様々な課題が指摘されていますが、学校の保護者会で話す内容は我が国の安全保障に関わるものではありません。

 

平時ではめちゃくちゃ指摘がある個人情報の保護も、このコロナ時では、医療の分野でも、教育の分野でも、それ以上の公益を求める声のほうが大きいと認識しています。

 

そこで、zoom等を使った学級会を是非先生方には進めていただきたいと思います。

 

子どもたちの顔をみたいという先生も多いと思いますし、なにより子供たちが安心すると思います。

 

できる学校、できる学級だけで構いません。

 

うちの母親は昨年度まで市内小学校でまだ教鞭をとっていました(臨時で)が、すみません、65歳近い母親は無理です。

 

その世代はパソコンが嫌で学校をやめたという先生方が多いので、許してあげてください。あの世代にはあの世代で大きな役割があります。

 

ただ、そんなに若くなくても多くの先生ならできるはずです。

 

今も多くの先生方が、この休業中にオンライン意見交換会や、お友達などとオンライン飲み会をやっているはずです。それは素晴らしいことです。

 

仕事でやらなければいけない講座や講習よりも絶対に上手くなります。

 

課題は多いですが、目の前の子供たちのために、ひとつ、勇気をもって試していただけませんでしょうか?

 

教育委員会とも話しましたが、先生方ご想像の通り、組織的には行えませんが、先生方が自発的にやっていただける分には構わない空気です(先生方ご想像の通り、うんとは言えません)。

 

こういう時だからこそ、試せるものがあります。また進めていくべきものがあると思います。