くさまです。

 

2月18日にクルーズ船以外で初めての市内新型コロナ感染者が確認されてからこの間、1日あたり平均約0.5人の感染増加、合計31名(退院6名・死者1名)で何とか横浜は持ちこたえていましたが、

 

今日、4月2日は一気に9名の陽性が発表されました。

 

明日以降の推移も見なければなりませんが、東京の状況をみても、新たなフェーズに進んでしまった感じです。

 

横浜市立学校の4月8日からの再開については、自民党横浜市会議員団として、延期、ならびに延期に際する施策の充実について教育長あてに要望書を提出しました。

 

ここからは、いかに医療崩壊を起こさないか、また、いかに死者を増やさないかだけに焦点を当てて考えていかなければなりません。

 

テレビでは、イタリヤ、フランスやスペイン、アメリカの都市封鎖された映像が1日中流れています。多くの皆さんが横浜もこうなるのか不安に思われていると思います。

 

テレビで配信されるアメリカの都市封鎖の映像はニューヨークが中心ですが、アメリカは全土にわたってパンデミックが起こっています。

 

僕が高校時代に留学していたインディアナ州(人口600万人)でもパンデミックになっていて、3月6日に州内で初めて感染が確認されてから、既に3039人が感染し、78人の方が亡くなっています

 

現地の不安、というより恐怖は大変なものだと思いますが、不思議に思うのは、インディアナ州は神奈川県より300万人少ない人口ですが、面積は北海道より大きく、満員電車どころか地下鉄も走っていなくて、ほぼ全員車移動で歩いている人もいませんし、繁華街もインディアナポリス中心部くらいにしかありません。

 

 

それなのに、横浜(感染者40人・死者1名)より、急速に(横浜とは約1か月の差)、かつ全土にわたって感染が広がっています。

 

この間、多くの横浜市民は毎日満員電車に乗って通勤し、都市封鎖もせずに公園などで遊んでいますが、感染はインディアナほど広がりません

 

インディアナの例を見れば、既に横浜市はパンデミックが起こっていてしかるべきです。

 

横浜や日本の抑制された形でのコロナの広がり方は、欧米などとは異なるとしか言いようがありません。

 

アメリカで接種していないBCGが要因なのか、うがい・手洗いの徹底がなされていないのか、欧米人が土足で家で生活するからなのか、理由は定かではありませんが、僕らの何かしらが、感染拡大を抑制しているのは確かです。

 

第2フェーズを迎えるにあたって、危機感をもっと高めながら、かつ、過度な不安を持たずに冷静に対応していくことができると思います。

 

アメリカなどで今起こっていることから、想定されるフェーズを準備して、先手を打っていくことが必要です。

 

どこかの市民利用施設を仮設の医療機関としても活用しなければならなくなるかもしれません。

 

その場合は都筑区の国際プールなども、面積広いし天井も広いし、駐車場もあるので大いに役立つと思います(地域住民への説明はしっかりやらなければなりませんが)。

 

現市庁舎も、新市庁舎に引っ越した後ならオリンピック延期なので、まさに病院のような機能も果たせるのではないでしょうか(本当に素人考えですみません)。

 

今こそ医師会などとの連携の強さを発揮するべきです。

 

中国では、営業タクシーなどがいなくなり、医療従事者を自宅から現場に運ぶボランティアが求められていましたが、それなら僕も出来ます。

 

最悪の事態も想定しながら最悪にならないように、明日からまた気持ちを切り換えて取り組んでいきましょう。