くさまです。

 

既に皆さんご案内の通り、ラグビーワールドカップは決勝戦で南アフリカがイングランドを下し、12年ぶりの世界王者となり閉幕しました。

 

(南アフリカラグビー協会ウェブサイトより)

 

アフリカに最も近い都市ヨコハマで南アフリカが優勝するなんて、こんなに素晴らしいことはありません。一夜にして、YOKOHAMAは南アフリカで最も有名な日本の都市になりました

 

ラマポーサ大統領はTICAD7に続いてなんと今年2回目の来浜(今年4回目の来日)になりましたが、南アフリカ5600万人、というかアフリカ10億人の熱狂が横浜に届いた気がします。

 

しかも相手はイングランドですから。

 

日本アフリカ友好横浜市会議員連盟事務局長としては、もうこれは決勝に行く選択肢しかありませんでしたので、唯一売っていたチケットで一番安い1枚19万円のスポーツD(ホスピタリティチケット)を夫婦分買って、一生に一度の横浜での南アフリカ決勝に行きました。

 

ボーナス使い果たしましたので、年末誘わないでください(笑)

 

準決勝にもいた熱心なファン。新横浜、期間中本当にすごかった。

 

メインゲートも決勝の設え。

 

カテゴリーDですが、周りは19万円のホスピタリティを買ったイングランドファンだらけ。

 

イングランドファン8割の超アウェイの中で南アフリカを応援。

 

大使には遠目で挨拶。クズワヨ公使や大使館の皆さんと喜びを共有。

 

下馬評もニュージーランドを圧倒したイングランドが優勢でしたし、ファンの数も圧倒的にイングランドが多かったのですが、南アフリカの力は凄まじかったです。

 

「様々な背景、人種が一つになって優勝できた。一つになれば目標を達成できると示せた」というコリシ主将の言葉の重み、まさにこうした思いがチームの原動力になったのだと思います。

 

横浜国際競技場の歴史に新たな1ページが加えられました。

 

 

ワールドカップ開会前に大使をスタジアムにお連れした際、2002年のFIFAワールドカップで優勝したブラジルチームの写真やロッカールームを観ていただき、ここに南アフリカチームの写真も飾られたら素晴らしいとお話しさせていただきましたが、まさにそれが現実になりました。

 

6年後の第9回アフリカ開発会議招致に向けても、今回の勝利は大変大きなものですし、何より今後の横浜と南アフリカの関係を考えると、計り知れない効果があります(イングランドにとっては逆かもしれませんが)。

 

ワールドカップ前から検討していましたが、来年、アフリカ議連として南アフリカ訪問をするべく調整に入ります。図らずも南アフリカがワールドカップで優勝し、この機運は絶対に逃してはなりません。

 

既に南アフリカでは日産が現地工場に追加投資を決定しており、今後、車の分野だけでなく多くの経済面での交流が求められます。横浜の企業にとっても、何を話すにもまず2019年決勝の地からやってきましたという枕詞は最高のアイスブレイクになります。

 

このアドバンテージを無駄にすることなく、最大化するために動いていきます