くさまです。

 

議会では決算審議が始まりました。改めて、先日の台風15号で被災された皆様にお見舞い申し上げます。

 

市内金沢区は先日のブログにも書いたように甚大な被害が出まして、今、国県市がどのように対応できるか急ピッチで調整がされています。また、都筑区内も倒木を中心に多数の被害が出ましたが、神奈川・千葉で最大93万戸が停電しました。

 

特に千葉県内の一部地域では20日以上も停電が続き、今も困難な中での生活が続いています。

 

今回は台風によって送電塔や大量の電柱が倒壊したことが原因でしたが、先日、横浜市会減災対策推進特別委員会の参考人招致でお話をいただいた河田恵昭氏(人と未来防災センター長)によると、首都直下地震などの大型地震が発生すると、京浜工業地帯の火力発電所が地震を感知して一斉に停まり、ブラックアウトが起こるそうです

 

防災研究者の予見であって、メディアも行政でも発信できないので、是非知っていただきたいという趣旨の発言でしたし、何しろ電力インフラ系の情報は行政ではなく、東電などのインフラ業者がテロ対策などの為に厳格に保持しなければならないため、じゃあ行政が復旧の為に何ができるかという話なのですが、発電所に津波が浸水しなくても、損壊しなくても大規模停電が起こる可能性が高いということですから、これに備えなければなりません

 

行政も自家発電の普及や緊急のブラックアウト対策を急ぎますが、何しろ電力復旧は行政ではできません。それぞれの事業所、家庭での備えをまずはよろしくお願いします。