くさまです。

 

台風15号が襲来し、かなり時間が経過しましたが、市内金沢区の工業団地が甚大な被害を受けたことをご存知でしょうか?

 

あまりテレビで報道されませんが、大変なことになっていまして、台風による高波浸水で福浦工業団地600社の中小企業の中で、400社を超える会社が被害を受けました。

 

昨日、自民党横浜市会団、そして政調会の正副会長が会派を代表し現地を視察し、菅官房長官にも視察いただき、緊急要望を行いました。

 

古川団長から緊急要望。

 

菅長官のほか、牧原経済産業副大臣、中小企業庁長官なども同席。

 

⾦沢臨海部産業団地では、特に福浦・幸浦を中⼼とした沿岸部で被害が⼤きく、建物への浸⽔や壁⾯の破損、⽔没による⾞両の運⾏不能、機械設備の損壊など、約400 事業所に被害発⽣を確認しています。

 

横浜市では、被害状況の全容把握のため調査を⾏うとともに、12 ⽇には「特別経営相談窓⼝」を設置し、さらに 13 ⽇には横浜市独⾃の融資制度「台⾵第 15 号対策特別資⾦」を設けたほか、災害ごみの回収などの対応を⾏っています。

 


しかし、損害額が数千万から億単位となる企業があり、「保険では補いきれない」「融資制度だけでは不安があり、ぜひ助成を」等の意⾒が寄せられています。

 

被災会社を視察

 

 

操業の⽬途が⽴たず、倒産の懸念が⽣じるなど、このままでは⾦沢臨海部産業団地全体の経済の沈下が懸念されます。 

 

台⾵被害により、損壊若しくは滅失⼜は継続使⽤することが困難な、被災企業の所有する施設及び設備等の復旧⼜は整備等に要する経費について、国の緊急かつ重点的な⽀援が必要で、平成30 年7 ⽉の⻄⽇本豪⾬で被害を受けた中⼩企業者向けの国の復旧整備補助事業と同様に、中⼩企業者の⾃⼰負担を極⼒軽減した⽀援策の実施を横浜市とともに要望しました。

 

10メートルの高波で護岸も600メートル倒壊。

 

是非、市民の皆さんもこうした被害が出ていることをご認識いただき、1日も早い復旧にご支援ご協力いただければ幸いです。