くさまです。

 

2016年にケニアのナイロビで開催された第6回アフリカ開発会議から3年。ホストシティとして準備を続けてきた第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が無事閉幕しました。

 

42名の首脳級を含むアフリカ53か国、52か国の開発パートナー諸国はじめ、国際機関、NGO等約1万名が参加し、期間中は約140件のサイドイベント、約100件の展示という過去最大のアフリカ開発会議となりました。

 

ホストシティとしての当初の狙い通り、前回横浜で開催した第5回アフリカ開発会議よりも多くの市民、企業、団体が様々なかたちでアフリカを近く感じる一週間になりました。

 

8月26日 ボツワナ共和国の経済大臣が市内専門学校を視察

 

学校とともに日本酒に感動!?

 

8月27日 コートジボワール共和国首相による議場演説

 

8月28日 子供たちによるTICADお出迎え(逢沢一郎AU議連会長と)

 

コンゴだよ!

 

8月28日開会式

 

8月28日安倍総理基調演説

 

8月28日 総理・市長共催レセプション(大混雑)

 

8月28日 レセプションでブルキナファソのカボレ大統領と。積載車ありがとうと言われました。

 

都筑・ボツワナ絵画展の過去の作品をパシフィコで一挙公開。

 

8月29日 チュニジア投資セミナー 外相は帰国し、大使・アジア局長らと。

 

JETROビジネス展の横浜ブース。都筑区の企業も参加!

 

8月29日 ガーナ共和国アド大統領を招いた横浜JC主催の公式サイドイベント(大混乱で大盛況)。

 

青年会議所として初めてTICADに公式参加しました!

 

期間中、多くの市内大学生がボランティアとして参加。

 

8月30日 カメルーン共和国教育大臣が都筑区内幼稚園を視察。

 

大臣から幼稚園教諭の交換制度をつくりたいという要望。

 

期間中、僕が関わっただけでこれだけの市民とアフリカの出会いがありました。

 

こうした現場が市内のあちらこちらであったと思うと、アフリカ開発会議を誘致する意義は本当に大きいです。「アフリカに一番近い都市」を会議参加者だけでなく、多くの市民の皆さんが実感できたと思います。

 

期間前、期間後のTICAD連携事業を考えると、今回の横浜市国際局がつくる報告書は本当に楽しみです。(是非カラーでお願いします)

 

僕の感覚としては、前回横浜で開催した時よりも参加しているアフリカ各国の成長と、それぞれの思惑を強く感じました。

 

日本だけでなく、中国は勿論、ロシア、韓国、インドなどもアフリカ開発会議のような会議を開催している中で、ちゃんとしっかり投資してよ、各国個別にやってよというような空気を僕レベルでも感じるくらいなので、外務省の危機感は非常に大きなものがあると思います。

 

3年後のアフリカ開催は別として、6年後の日本開催までに、しっかりと日本がアフリカ各国との約束を守れるか、プレゼンスを保てるか、過去最大規模のTICADの中で、末端の政治家として僕も危機感を持ちましたし、チャンスも感じました。

 

今回含め、過去3回のアフリカ開発会議開催で横浜が得られたチャンスは非常に大きなものがあります。その成果を結実していくためには、市民の皆さんにそれを感じてもらうしかありません。

 

だからこそ今回、ボランティアの多くの大学生含め、市内企業、団体の皆さんが様々なかたちでアフリカ開発会議に関わっていただいたことが何より重要でした。

 

日本アフリカ友好横浜市会議員連盟としては、6年後の横浜開催も全力でとりに行きます。6年後と言えば2025年。誘致を進める横浜花博の2年前、大阪万博の1年前です。

 

アフリカの成長を横浜の成長に。これからも僕らの役割を120%果たしていきます。

 

外務省の皆さん、横浜市国際局の皆さんはじめ、関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした。