くさまです。

 

74年目、令和ではじめての終戦記念日を迎えました。

 

非戦・平和への誓いと祈りを行う日に、大学インターン生も靖国神社を参拝しました。

 

 

1人の学生は初めての靖国参拝です。僕からは事前に何も言わず、靖国神社と遊就館にそれぞれいった感想を書いてもらいました。

 

彼らが社会の中心になるとき、もう戦争経験者はいなくなってしまうでしょう。これからやってくるそんな時代にどう国際平和を築いていくのか、戦争をしない・させない国をどうつくるのか。その土台は僕らの世代でつくらなければなりません。

 

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(18歳 大学1年男子)

今回の産廃によって、私は改めて戦争の悲惨さを痛感しました。

 

この神社は過去の戦死者などを祀っていると聞いており、実際に行くと老若男女、外国人の方も訪れており、様々な人がこの場にきて参拝していました。

 

150周年ということで厳かな雰囲気で歴史を感じると共に、展示では戦争についてのパネルで、特に戦死者の遺影が一面に並んでいる所は気が引き締まり、その人たちの手紙などの悲痛な思いに触れ、戦争に関して良いか悪いかは別に、自国のために命をかけて戦った人達に敬意を持とうと感じました。

 

加えて、昨今、靖国神社の参拝について他国からの批判が取り沙汰されていたり、右翼的なイメージがついているのかもしれないですが、ここは戦争について学べ、向き合え、戦争を通して人々の思いが詰まった貴重で大切な場所だと思うので、これを後世にも伝えていくべきだと考えました。

(20歳 大学2年生男子 靖国初めて)
僕が靖国神社に行った感想として大きく三つあります。

 

一つ目は政治的な活動が活発だったことです。普段新聞やテレビなどのメディアには映らないような右翼団体などが盛んに演説やビラ配りをしていて、実際に足を運んでみて見られるものもあるのだと思いました。

 

二つ目は戦時の技術力です。戦後に日本は『科学技術白書』で重化学工業技術は「およそ20年遅れ」と言われていたにもかかわらず、あれだけの大砲をつくっていた日本人の器用さに感心しました。

 

三つ目は戦時と現在の考え方の違いです。現在学校で学徒出陣の話をすると大半の先生はネガティブに捉えがちだと思いますが、当時の人々は誇りを持って戦地に向かっていたというのを見て当時と現在では「死ぬ」ということの考え方がだいぶ違うものなのだということを感じました。