くさまです。

 

みなとみらいでは今年もピカチュウ大量発生チュウが大盛況に開催中ですが、実は同じタイミングで、同じみなとみらい(パシフィコ横浜)で、横浜では11年ぶりとなる下水道展が開催されています。

 

インターンと下水道展に。

 

僕は下水道族議員を称しています。

 

下水道は見えないですし、イメージ的にもかなり地味ですが、横浜市だけで11の水再生センター、2つの汚泥資源化センター、総延長約11900キロに及ぶ下水管を所有し、横浜市最大のインフラを抱えています。水道よりもインフラは大きいです。

 

このインフラの大きさ、市場の大きさを今回の下水道展でもはっきり見ることができましたが、このインフラが全国的にみても老朽化をしていて、まさにその更新をどうしていくのか、また、災害時はどうするのか、僕らの世代で取り組まなければならない市の最重要課題の1つでもあります。

 

直近の予算委員会でも今後の下水道行政について質問させていただきましたが、今から4年前の2014年には現在自民党市連会長の坂井学衆議院議員、そして現在財務副大臣の鈴木けいすけ衆議院議員や市内若手県市会議員で公共インフラアセットマネジメント研究会を立ち上げ、林市長に提言を行い、環境創造局に下水道事業マネジメント課が設置されました。

 

横浜が全国の先頭を切って、この課題に取り組んでいくことは非常に大きな意義があります。

 

この展示会では環境創造局の下水道チームの皆さんが毎日張り付いていますが、横浜市と同じ政令指定都市でも半分以上が上下水道局を設置していて、市長以外の上下水道職員のトップが上下水道事業管理者に、もしくは局がなくてもその責になってる場合もありますが、横浜市では環境創造局という、みどりアップや動物園、水素エネルギーなども行う曲の中に、下水道計画調整部、下水道管路部、下水道施設部という3つの部があり、部長がいます。

 

横浜市の場合は市長が下水道事業管理者ですが、めちゃくちゃ忙しいですし、夏休みだし、11年ぶりの下水道展には来れません。また、環境創造局長もラグビーワールドカップを直前に控え、またそもそも下水道だけじゃないので、会場には1日入ればいいほうです。

 

実際問題、通常でも、今回の下水道展でも、業界や主催の下水道協会は横浜市の誰としっかりとした関係をつくっていくのか、勿論、下水道チーム全体で関係構築をしているのは分かりますが、それにしても水道よりもインフラ大きいのに、ここまで組織が弱いのはどうかと前から議論しています。

 

今回の下水道展で、僕は偶然横浜市の水道局長にお会いしました。確か他都市の水道局長さんをアテンドされていたと思います。

 

議員としての僕の対応はわざわざ数少ない部長さんがやってくださいましたが、そろそろ下水道も、下水道局長とまではいかなくても、本当に理事とか部長を増やさないと、アテンド云々の問題だけでなく、時代に合わないと考えています。

 

昨年、環境創造局担当常任委員会の委員長を務めさせていただいた中で一番問題意識を持ったのが、やはり下水道の組織マネジメントです。

 

下水道展のスケールの大きさ、全国的にみたインフラの大きさ、重要性に、横浜の下水道は組織が追い付いていないと思います。これは人の問題ではなく組織の問題ですので、引き続き議論していきます。