くさまです。

 

参議院選挙中ですが、京都アニメーションの火災で33人もの方が亡くなった事件が衝撃すぎて、怒りや恐怖を通り越して、力が入りません。

 

何も罪がなく亡くなられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、まだご家族は安否がわからない状態ということで、言葉になりません。もし家族がそうなったらと思うと、いや、正直想像もできません。

 

報道でしか事件の概要は分かりませんが、ビルに男が侵入してガソリンまいて放火したということはどの機関も伝えています。

 

この、ビルに侵入してガソリンまいて放火するという行為。今回のような企業のオフィスでもできてしまうということで分かるように、横浜市が持つ殆どの施設は、この行為について無力です。

 

議会だって、警備の方々はいらっしゃいますが、正規の手続きを経れば、荷物のセキュリティチェックは国会のようにないので、ペットボトルに入れてしまえば分かりません。

 

爆破予告メールが届くことが珍しくないように、役所こういう犯罪の標的にしょっちゅうなります。また、実際に県内でもありましたが、全国で窓口職員も殺傷されています。

 

僕も、3年前くらいに都筑区役所があるセンター南駅前で街頭演説をしていたら、目の焦点が合わないおじさんが寄ってきて、「今から区役所燃やそうと思うんだけど、どう思う?」と聞かれ、必死に僕なりに説得したことがありました。

 

税金が高いというのがそのおじさんの理由でしたが、本気がどうか分かりませんが、なんか怖かったので、とにかく必死に説得して「そっか、やめとこっかな」と最後言ってくれたことを今でも覚えています。

 

本当に放火されたら大変なことです。

 

今回の京アニの放火も、全容は分かりませんが、本当に理不尽なものだと推測がされています。理不尽な犯罪はなかなか予測することが難しく、守ることは困難です。

 

ガソリンを売らないとか、様々なことがこの1日でも議論をされていますが、容疑者はかなり準備をしていたようです。ここは、中国のように防犯カメラからのAIをフルに活用し、危険な人物の行動を人間ではなくAIが監視し、ガソリン買うなどの行為を確認した場合は人間である警官が動くようなシステムを本気で考えないとという次元にまで来てしまった気がします。

 

海外の組織の信仰などによるテロ犯罪ではなく、市民一個人の全く理不尽なテロということを考えると、人間の手に負えない恐怖感があります。