くさまです。

 

地元都筑区の仲町台駅から歩いてちょっとのところに、「たこ焼きピーちゃん」というたこ焼き屋さんがあります。

 

オーナー店長の山本さん(奥さん美人)。

 

リニューアルオープン。

 

たこちゃん(左)とねぎぽんちゃん(右)

 

2012年から仲町台で営業していて、今年で6年を超えた、今の時代すごいたこ焼き屋さんなのですが、店主の山本さんは健康食品業界にいた人で、利尻昆布と京都から取り寄せているかつお節で毎日一番だしで作る「京風濃いだし」を使用し、化学調味料を使わない、体に優しい最高のたこ焼きです。

 

正直めちゃうまいです。入れ代わりが激しい仲町台で6年間やってることはあります。

 

こういうお店が都筑にあること自体も嬉しいのですが、ピーちゃんはじめ、たこ焼き業界を襲っているのが世界的なタコの値上がりです。

 

和食の大ブレイクに象徴される世界の健康食志向の高まりの中、デビルフィッシュと言われ忌み嫌われていたタコを食べる国が欧米で増加し、中国も経済成長を背景にタコを爆買いし、スペインも観光客増加に伴うパエリア需要の増加で爆買いし、それにモーリタニアをはじめとする世界的な不漁が加わり、タコの販売価格は昨年度ベースの約1,5倍

 

しかもこの傾向は変わる兆しがありません。タコもイカも高い時代に突入しています

 

僕は日本アフリカ友好横浜市会議員連盟の事務局長を務めていますが、このタコの最大の輸入先はモーリタニア・モロッコというアフリカ諸国です。

 

特にモーリタニアのタコつぼ漁法はJICAの海外技術支援によってもたらされ、今は国の経済を支えています。そして、次のターゲットはセネガルで、国をあげたプロジェクトが進んでいます

 

来年横浜で開催されるアフリカ開発会議(TICAD7)ではこのポイントも議論されることでしょう。ピーちゃんやピーちゃんファン、日本中のたこ焼き愛好家の皆さんのためにも、新たな調達先を見出さなければなりません。

 

アフリカは既に僕らの日々の生活にも関わっています。