くさまです。

 

東京オリパラまでもうあと1年半ですが、横浜市では現在まで、英国、イスラエル、ボツワナ、チュニジア、ベナン、コートジボワールのホストタウンが決定しています。

 

僕は日本アフリカ友好横浜市会議員連盟の事務局長として、特にアフリカ各国とのホストタウン調整を行っていますが、先日はチュニジア共和国のブサイエーヌ・オリンピック委員会会長が来浜し、市内のキャンプ地候補である大学等を視察されました。

 

僕は昼食の橘屋から合流。割り勘。

 

信任大使のエルーミ次期大使。日本は6年目で事情通。

 

既に英国は横浜では慶応大学日吉キャンパス、そして都筑にある横浜国際プールで事前キャンプを行うことが決定していますが、英国が前回リオでは366名の選手団だったのに対し、チュニジアは17競技、61名ということでまさに6分の1の規模です。

 

ちなみにチュニジアは紀元前カルタゴが建国され、地中海貿易で発展した国です。中東と西洋、アフリカとアラブのパイプ役として非常に重要な国で、アフリカというよりアラブという認識のほうが強く、外務省でも中東課が担当していますが、横浜市は中東・アフリカの担当が一緒なのでスムーズです。

 

僕らとしては、地政学的にも、またアフリカとアラブの関係の中でも重要な穏健国であるチュニジアとの関係強化は国益上も重要ですし、何より市民の皆さんにとってもエジプトに並ぶ、最も訪問して交流するのにハードルが低いアフリカ諸国の1つだと認識していますので、市民交流の継続性から考えても今回のホストタウン事業は必ず成功させなければならない案件です。

 

キャンプ地が決まりましたら、またご報告させていただきます。