くさまです。

 

昨日テレビではNHKと日テレの同時放送が行われていましたが、その大義名分は「テレビ放送65年」そして「ラグビーワールドカップまであと1年」ということで、普段ラグビーに慣れ親しんでいない方も「そうなんだ」と思っていただいた方が多いと思います。

 

そうなのです。来年2019年9月20日から、アジアでは初めての開催となる、世界三大スポーツイベントの1つラグビーワールドカップ2019が日本で開幕します。

 

そして、なんと我が横浜市では、都筑区のとなり新横浜の日産スタジアムで、決勝・準決勝、日本代表戦を含む国内最多クラスの7試合が開催されます。

 

外国からの訪日観光客は40万人以上、経済効果は全体で4300億円と試算され、特に横浜では決勝戦も開催されるので、かなりの大きな成果が観光面だけでも期待されます。

 

ですので、横浜市としても市民局にラグビーワールドカップ推進課を設置し、かなり多くの職員を投入し、W杯組織本部などにも人を出して、オール横浜・神奈川で盛り上げているところです。

 

そして昨日は、三ッ沢球技場でラグビーワールドカップ1年前企画も兼ね、トップリーグ、サントリー対NECが開催されました。

 

そして試合前には、盛り上げ企画として、ラグビー界のレジェンドによるトークショーや、1980年代の大ヒットドラマ「スクールウォーズ」テーマ曲「ヒーロー」の生歌、生ビール半額など、様々なイベントも行われました。

 

ラグビー元日本代表の大八木さん。「先生、なんかスポーツやってたの?」

 

麻倉さんの生ライブ。本番までにどんどん歌ってもらいましょう。

 

会場外での盛り上げ 黒川議員

 

 

僕は大学アメフト出身なのですが、同じ楕円ボール系として昔からラグビー部とは仲が良く、平沼高校時代は仲間の引退試合を手伝いに桐蔭学園とスクラムを組んだ思い出があります。

 

また、昨日もレジェンドで出ていた今泉清さんは早稲田の大学院で一緒に学んでいて、吉田義人さんとは家が近くでお世話になっていることもあり、ラグビー議連の1人として、楕円形の祭典を盛り上げていきたいと思いますが、何しろ楕円形はイマイチ人気がありません。

 

アメフトよりラグビーのほうが日本ではかなり浸透していると思いますが、昨日の観客数も1万5000人の球技場で3500人。吉田さんや今泉さんが現役のときのほうが人気があったのではないでしょうか。

 

ただ、昨日も大会本部の担当者と話をしていたのですが、ラグビー伝統国の国々でもワールドカップで盛り上がるのは、その年になってから。テレビなどメディアでもどんどん取り上げられ、スポンサーなど経済界もガンガン動いてきますので、無理なく盛り上がることは間違いないと思います。

 

ただ、昨日のチケットは一般1800円で小中高が500円。ワールドカップ本番は試合によって違いますが、10倍以上します。

 

ラグビーワールドカップが経済効果が高いのは、富裕層がファン層に多いからということで、経済的にはいいのですが、市としては「お金持ちのイベント」というレッテルを貼られないように、地道な活動が求められます。

 

アフリカ議連としても、横浜でニュージーランドと初戦を行う南アフリカとの絡みなど、1校1国を含め総合的に盛り上げていきたいと思います。